【1/31大会】キンガッドがユナニマス判定勝利、シェ・ウェイを圧倒
ダニー・キンガッド(フィリピン)が強打で有名なシェ・ウェイ(中国)を圧倒し、今もなおONEチャンピオンシップのフライ級で最強の選手という証明をした。
1月31日(金)にフィリピン・マニラで開かれた「 ONE: FIRE & FURY 」の一戦で、キンガッドはにユナニマス判定で白星をつかんだ。
Danny Kingad 🇵🇭 moves Team Lakay to 🔥 3-0 🔥
Danny "The King" Kingad 🇵🇭 moves Team Lakay to 🔥 3-0 🔥 on the night with a unanimous decision victory over Xie Wei! 🇨🇳📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEFNFWatch📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, January 31, 2020
シェは第1ラウンド、パンチで攻勢をかけたが、逆にキンガッドの左フックに捕まってしまう。キンガッドは相手の左足をローキックで蹴りまくった。
だが、このラウンドで目立ったのはその打撃ではなかった。スクランブルの後、立ったままギロチンチョークを試みたキンガッドは、会場の同胞が大歓声をあげる中、シェを持ち上げ、キャンバスに叩きつけたのだ。
第2ラウンドでは、両者ローキックの応酬。だが、キンガッドのパワーが上回り、シェはダメージを蓄積させる。これ以上の足へのダメージを避けようと、シェはクリンチを試み、テイクダウンに成功。だが、キンガッドはすぐにスタンドに戻る。
ラウンド終了間際、キンガッドはうまく間合いを取ると、もう一度プッシュキックとローキックで相手の下半身を削りに行く。
最終ラウンド、流れがややシェに傾いてきた。エルボーでキンガッドのガードを破り、強烈なローキックをヒットさせる。その上、テイクダウンを防ぎきった。
ラウンドの中盤のグラウンドでの攻防中、シェはうっかり頭突きをする。レフェリーは試合を中断し、キンガッドに回復の時間が取られた。試合再開後、シェは距離を詰めキンガッドをフェンス際まで追い詰める。
シェは再度キンガッドにテイクダウンを決めたが、スクランブル中に膝が頭に当たり再び試合が止まる。2つ目の警告をもらったシェは最後まで攻め続けたが、キンガッドを止めるには至らなかった。
キンガッドはこの勝利で総合格闘技の戦績を15勝2敗とし、ONEフライ級世界タイトル争いへの復帰の可能性を手にした。
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