【10/13大会】ダニー・キンガッド「DJ戦で番狂わせ」宣言!
ダニー・キンガッド(フィリピン)は「ONE:CENTURY 世紀」の第1部でキャリア最大の試練に挑む。相手は総合格闘技の世界王者として史上最強とも言える強さを持つ。だがキンガッドは番狂わせを演じられると信じている。
10月13日(日)に東京・両国国技館で彼は、DJことデメトリアス・ジョンソン(米国)を相手に、ONEフライ級世界グランプリ(WGP)決勝を戦う。
多くのファンの期待通り、ジョンソンは2勝して勝ち上がってきた。だがキンガッドもエネルギッシュなパフォーマンスで試合を沸かせて2勝。ジョンソンよりも強烈な印象を残している。
WGPでの池田仙三とリース・マクラーレン(オーストラリア)との戦いはどちらも、最終ラウンドでも決着がつかず判定までもつれた。
ONE:WGP決勝に臨む気持ちは?
ダニー・キンガッド:決勝戦なのでものすごく楽しみにしている。明日にでも試合をしたいくらいだ!
ONE:総合格闘技の伝説的存在であるジョンソンに分があると見られているがどうか?
キンガッド:それはそう。でもジョンソンがONEに参戦してからずっと、いつか彼と戦う日が来ると分かっていた。この日のためにいつも厳しいトレーニングを積んできた。
どちらが負けそうとか、どっちに人気があるとかは関係ない。アスリートはみんな、勝つたっめにトレーニングをしているから。
ONE:ジョンソンという強敵を前に、どのようにトレーニングを変えてきたか?
キンガッド:良くなかった点を改善するため、前回の試合と比べてトレーニングの計画に厚みを持たせた。
これは自分だけのことではない。チーム一丸となって、自分たちの弱さを改善し間違いから学ぼうとしている。みんなを驚かせるようなことができると約束するよ。
ONE:ジョンソンを相手に最も気をつけるべきことは何か?
キンガッド:全てに気を付ける。特にジョンソンのグラウンドゲームには警戒する必要がある。でも彼の打撃を見逃すことはないだろう。
安全に行きすぎているように聞こえるかもしれないが、本当のことだ。彼はバランスの取れた格闘家だし、向こうの攻撃から身を守るために、あらゆる準備をしなければならないと思っている。
ONE:ジョンソンに弱点は見出したか?
キンガッド:ジョンソンのディフェンスは攻撃できると思う。恐ろしいほどスタミナがあって優れたテクニックもある選手だから、彼は判定勝ちに持ち込むのが得意。
でも、たとえフィニッシュされなかった試合でも、彼が優位に立てなければ負けている。
ONE:最終ラウンドまで戦うとしたら、自身のスタミナや攻撃量がものを言うと思うか?
キンガッド:もちろんだ。第何ラウンドまで行こうともいつでも準備は出来ている。自分たちのトレーニングは3ラウンドとか5ラウンドではない。10ラウンドでやっている。いつも予定されているより多いラウンドで練習している。
高所トレーニングの成果も見せられると思う。心肺機能を上げるために定期的にランニングしてきた。トレーニング場所として、(フィリピン北部の)バギオ市は世界クラスだというところを見せたいと思う。
ONE:今回のイベントは数多くの試合が組まれている。ジョンソン相手の試合の見どころはどこか?
キンガッド:世界タイトル戦が目白押しだから、見ごたえがあるだろう。
東京・両国国技館 | 10月13日 (日) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)
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「ONE: CENTURY 世紀」は、さまざまな格闘技から28人の世界チャンピオンが参戦する、史上最大の世界選手権格闘技イベントだ。フルスケールの世界選手権格闘技イベント2大会が同日開催されるのも、史上初めてのことである。
複数の世界タイトル戦、世界グランプリチャンピオンシップ決勝戦3試合、そして世界チャンピオン同士の対決をふんだんに取りそろえ、ONEチャンピオンシップが東京の両国国技館で新地平を切り拓く。