【2/7大会】デ・リダーが判定勝利、ミドル級世界王座挑戦者筆頭に
2月7日(金)の「ONE:WARRIOR’S CODE」で、ライニアー・デ・リダー(オランダ)が勝利を挙げ、ONEミドル級世界王者のアウンラ・ンサン(ミャンマー)の挑戦者の筆頭に名乗り出た。
インドネシア・ジャカルタで開かれた同大会のコーメインイベントで、デ・リダーはレアンドロ・アタイデス(ブラジル)を相手に3ラウンドを戦い、キャリア最大の勝利を手にした。
Reinier De Ridder 🇳🇱 edges out Leandro Ataides 🇧🇷
Reinier De Ridder 🇳🇱 edges out Leandro Ataides 🇧🇷 to earn a ONE Middleweight World Title shot against Aung La N Sang!📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEWCWatch📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, February 7, 2020
試合は第1ラウンド、デ・リダーが何度もテイクダウンを試みるがアタイデスにあしらわれる。さらにデ・リダーが相手の脇の下に腕を引っ掛けて投げるヒップトスを仕掛けた時、アタイデスは相手の背中を取ることにも成功する。だがアタイデスはそこから、デ・リダーに腕を決められキムラロックのディフェンスを強いられる。
一旦離れた後、両者は互いに強烈なパンチを放つが、どちらも決め手を欠いたまま第1ラウンドが終わる。
第2ラウンドに入ると、デ・リダーはボクシングを中心にした攻めに出る。だが打撃で見せ場を作ったのはアタイデスだった。飛び膝蹴りのフェイクを入れた後、右ストレート左フックを決め、デ・リダーをコーナーへ押し戻したのだ。さらにアタイデスはもう一度飛び膝蹴りに行くが、今度はデ・リダーに倒される。
組んだ状態でもつれた後、アタイデスは前に出続けようとするが、デ・リダーは長いリーチを生かして打撃を決める。さらにコーナー際でのクリンチからヒザを使った攻撃も決める。
互角の勝負のまま試合は最終第3ラウンドに突入。アタイデスは大振りのパンチで一発を狙いにくる。デ・リダーは組み付いてクリンチからの短いパンチやボディへのヒザ蹴りでスコアを稼ぐが、偶然のローブローで試合は一時中断する。
試合が再開すると、アタイデスは再びパンチで前に出るが、デ・リダーはほぼ全てのパンチを読み、さらにロープ際の接近戦で攻撃を決める。
3ラウンドの激闘が終わり、3人のジャッジ全員がデ・リダーを支持。この勝利によりデ・リダーは無敗記録を延ばして戦歴を12勝0敗とし、世界王者アウンラ・ンサンに向けてメッセージを送った。
「アウンラ・ンサン、準備はできているか?場所もタイミングも選んでもらって構わない。でもベルトをきれいに磨いて待っていてくれ。自分が取りに行くから」
Read more: 【2/7大会】ONE: WARRIOR’S CODE—ペットモラコットが新王者