《8.2マニラ大会》復活のアルバレス「フォラヤン戦は、今年のベストバウトになる」

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8月2日(金)にフィリピンのマニラで開催される「ONE: DAWN OF HEROES」で、元ONEライト級世界王者のエドゥアルド・フォラヤンと対戦するエディ・アルバレス。日本で名を挙げた後、北米二冠を達成したアルバレスだが、今年3月のONEデビュー戦では、まさかの敗戦を喫した。しかし、二度の敗北は無いと断言する。

前回の試合で目を負傷してしまったアルバレスだが、既に回復。そして、アルバレスは、逆境を乗り越える方法を知っている。

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「前の試合―ナシューヒン戦は、もっとアップするべきだったかもしれない。もう少しやりたいと思っていたところで、止めてしまって後悔してるんだ」

「それに、試合では、ナシューヒンがでかく見えた。正直、ONEライト級の試合に臨むような体重に調整しきれなかったという反省点もある。そういう、ダメな点が浮き彫りになった試合だったと思う」

「もちろん、試合の内容自体も良くなかった。でも、どうして自分が負けたのかは理解できたから、あとは自分らしい試合をして、やっぱりアルバレスはすごいと言わせたい」

衝撃の敗戦―。だれもが、エディ・アルバレスの勝利を信じていたなかでの敗北は、彼自身のONEでの目標にすら影響を与えた。

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当然、アルバレスの最終目標は、ONEライト級世界王者だ。北米のメジャー団体をどちらも制した唯一のアスリートであるアルバレスは、世界の三冠を狙っている。

「負けたことで火がついた」

「タイトルを獲るまで二度と負けない。フォラヤンにも絶対勝つ。勝てば、さらに強い相手と試合をするだろうが、構わない。誰が相手でもONEの頂点を極めるまで負けなければいい」

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ナシューヒンが怪我で欠場したことで、アルバレスとフォラヤンの試合がONEライト級ワールドGPの準決勝に組み込まれた。アルバレスは、幸運にも敗者復活を果たした形になり、勝てば10月の日本大会で行なわれる決勝に進出することができる。

アジアを制したフォラヤンと北米を制したアルバレスの一戦は大注目だ。全く別の道を歩んできた二人が対峙し、どちらが優れているのかを証明しなくてはならない。

フォラヤンが所属するチーム・ラカイは、急速な進化を遂げている先進的なジムだと世界から注目を浴びている。しかし、それでもアルバレスは、自身が歩んできた道を信じ、8月2日にフォラヤンを倒せると確信している。

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「武術太極拳といったかな。フォラヤンは凄く良い選手だと思う。打撃もレスリングも。でも、俺が歩んできた道で経験してきたものを、彼は知らない。その差が出るはずだ」

アルバレスはファンに約束する。試合が数秒で終わろうと、3Rまで長引こうと、それは火花を散らす熱戦になることを。

「今年のベストバウトになる」

「デビュー戦は大きな間違いをしたが、二度同じミスはしない。最高の試合をして、観客を魅了する」

アルバレスはすでに臨戦態勢だ。いよいよONEで“本物の”彼を見ることができるだろう。

「試合に対する恐怖も不安も全てを楽しんでいる。打撃でもグラウンドでもどんな展開でも対応する自信があるし、圧倒してみせる。俺が自分らしく闘えば、世界の誰にだって負けやしない」

フィリピン・マニラ | 8月2日(金) | 20時(日本時間) | ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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