【1/31大会】フォラヤン、緊急参戦のバウシュト戦「いい試合になる」
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)は急な対戦相手の変更という課題を受け入れ、1月31日(金)にフィリピン・マニラで開かれる「ONE: FIRE & FURY」で最高の試合をしようと燃えている。
元ONEライト級世界チャンピオンであるフォラヤンの相手は、ピーター・バウシュト(オランダ)に変更された。コーメインイベントのライト級総合格闘技マッチで対戦する。
バウシュトは、過去2年間7連勝と波に乗っており、そのうち2勝は昨年デビューしたONEでの2試合で挙げたものだ。
「思いがけない展開だった」と、フォラヤンは認める。
「全く違う相手だから、どうやって相手の強みや弱点に取り組むか、トレーニングで全てを調整し直さないと行けなかった。けれど、この競技はそんなもので、今までに例がなかったことじゃない」
「(大きな調整が必要なのは)相手の身長とリーチの長さに対して。バウシュトは、背が高いからその要素は考慮しないといけない。記録を見ると、TKOやサブミッションで勝利を挙げているから、どんな局面なら優位に立てるか研究しているところだ」
フィリピンの強豪ジム「チーム・ラカイ」の所属選手であるフォラヤンは、フィニッシュ勝利の可能性にも自信を見せる。
バウシュトも、ノックアウトでもサブミッションでも勝てると自信を持っているが、フォラヤンの戦略も同じようなものだ。
「双方のゲームプランがうまくいったら、判定までもつれるかはわからない」と、フォラヤンは語る。
「今自分たちができることは、ベストを尽くして、ゲームプランを忠実に実行すること。これが試合の行方を決めるだろう」
「相手はチーム・ラカイの選手を相手に打撃で真っ向勝負できたがるだろうから、それに対応する準備をしないといけない。ちょっと前にバウシュトは(同じくチーム・ラカイ勢の)ホノリオ・バナリオを名指ししていた。お互いにやりたいことがあるので、いい試合になると思う」
フォラヤンはフィリピンで大人気のアスリートだ。おそらく、フィリピンでフォラヤンを凌ぐ人気の選手は(フィリピンのプロボクサー)マニー・パッキャオくらいのものだ。そのため、フォラヤンは、地元のファンの後押しにも期待している。
「同胞の応援は試合の時に積極的に行くための強さを与えてくれる。絶対引かないように、100パーセントの力を出すためのモチベーションも高まる」
「自分の試合を通じて、勇気を与え、ファンと深いつながりを作ることを考えると、リングに入った時、より良いパフォーマンスをする原動力になるんだ」
マニラ|1月31日 (金) |ONE:FIRE&FURY|公式アプリで生中継(無料)|日本公式Twitter|日本公式Instagram