【11/8大会】打撃で圧倒フォラヤン勝利、負傷判定で幕切れ

Eduard Folayang VS Amarsanaa Tsogookhuu at ONE MASTERS OF FATE

エドゥアルド・フォラヤンがウーシューの打撃で圧倒し、母国フィリピン・マニラの会場に詰め掛けた満員のファンを沸かせた。

11月8日(金)に開かれた「ONE:MASTER OF FATE」のライト級マッチで、フォラヤンはアマルサナ・ツォゴーフ(モンゴル)と対戦。第2ラウンドのテクニカル判定で勝利を収めた。

第1ラウンドは両者の探り合いから始まる。まず先に手を出したのは地元の英雄フォラヤンだった。

フォラヤンは右レッグキックを何度かヒットさせてリズムを掴むと、いつものウーシューの打撃を見せ、会場のファンを盛り上げる。

開始約2分、フォラヤンは左、右の見事なコンビネーションからレッグキック、ボディキックとつなげる。そして左サイドキックを腹部に決めてツォゴーフをロープに跳ね飛ばす。

Eduard Folayang VS Amarsanaa Tsogookhuu at ONE MASTERS OF FATE

ツォゴーフも反撃するが、フォラヤンもスピニングフックキックのカウンターで応戦。ツォゴーフが前に出ようとするたびに、フォラヤンがウーシューのサイドキックやハイキックで押し返すという展開で第1ラウンドが終わった。

第2ラウンド、ツォゴーフは積極的に前に出ようと試みる。膝蹴りでフォラヤンに飛びかかると、両者は立ったまま組み合った状態に。だがフォラヤンが何度も膝蹴りを出して両者は再び離れる。

残り3分を切ったところで、両者は激しい打ち合いのさなかに頭をバッティング。フォラヤンがキャンバスに倒れるとツォゴーフがすかさず襲い掛かりフィニッシュにかかる。

Eduard Folayang VS Amarsanaa Tsogookhuu at ONE MASTERS OF FATE

だがレフェリーはフォラヤンの目下の出血を確認し、意図しないバッティングによるケガと認定。インジャリータイムを指示する。そしてドクターはフォラヤンの安全を考慮し試合は続行不可能と判断した。

ONEチャンピオンシップのルールでは、アスリートが負傷して試合を続行できない場合、勝負は負傷するまでの間のパフォーマンスを元にジャッジによる判定に任される。

その結果、3人の審査員全員がフォラヤンを指示。フォラヤンはテクニカル判定で勝利し、通算成績を22勝8敗とした。

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