【12/3大会】ONE: WINTER WARRIORS、ライト級キック世界王座戦にアトム級GP決勝
ONEチャンピオンシップは、地上最もホットな格闘家たちを迎え、寒い季節をヒートアップする。
世界最大の格闘技団体ONEは、シンガポール・インドア・スタジアムで12月3日(金)に「ONE: WINTER WARRIORS」を開催する。世界タイトルマッチをはじめ、6試合が行われる。
メインイベントは、ONEライト級キックボクシング世界タイトルマッチ。レギン・アーセル(スリナム)がイスラム・ムルタザフ(ロシア)を迎え、タイトル防衛に臨む。
コーメインイベントでは、元2競技チャンピオンのスタンプ・フェアテックス(タイ)と、レスリングのメガスター、リトゥ・フォガット(インド)がONE女子アトム級世界グランプリ決勝で対戦する。
アーセルは、ONE参戦以来無敗。通算戦績は56勝4敗、ONEではこれまでに5戦しており、ニキー・ホルツケン(オランダ)を相手に2勝を挙げ、ムスタファ・ハイダ(イタリア)に完勝している。
今回は3度目のONEライト級キックボクシング世界王座防衛戦で、今年初めに対戦が予定されていたムルタザフと対戦することになった。
ムルタザフは、ベイブラット・イスアエフら他のロシア選手とトレーニングをしており、プロ戦績は20勝4敗。
今回がONEデビュー戦となるが、何ヵ月も前から研究を重ね、アーセルを王座から引き摺り下ろす鍵を握っていると自信を持つ。
メインイベントの前には、史上最大の女子総合格闘技のトーナメント決勝戦が行われる。
元ONEアトム級キックボクシングとムエタイの世界チャンピオンのスタンプは、これまでトーナメントで快進撃を続けてきた。
8月の準々決勝では、総合格闘技で唯一の黒星をつけられた相手のアリヨナ・ラソヒナ(ウクライナ)にスプリット判定で勝利してリベンジを果たし、先月の準決勝ではジュリー・メザバルバ(ブラジル)に勝利。
対するフォガットもトーナメントを順調に勝ち進んできた。
準々決勝では、中国のノックアウト・アーティストのメン・ボーに第1ラウンドでフィニッシュ直前まで追い詰められたが、粘り強く、世界レベルのグラップリングを見事に駆使して、衝撃的な逆転勝利を収めた。
その2ヵ月後の準決勝では、「チームラカイ」のジェネリン・オルシム(フィリピン)にユナニマス判定で勝利した。
この決勝を制した者は、栄誉ある銀色のベルトと、同階級の女王のアンジェラ・リー(シンガポール)に2022年に挑戦する権利を手にする。
また、チュー・ジェンリャン(中国)が待望のデビュー戦を迎え、バンタム級キックボクシング3位コンテンダーの秋元皓貴と対戦する。
ブラジリアン柔術のレジェンド、マーカス・アルメイダ(ブラジル)も、ヘビー級のベテランのカン・ジウォン(韓国)を相手に、総合格闘技2戦目に臨む。
さらに、ライト級3位コンテンダーのダギ・アサラナリエフ(トルコ)が5位のティモフィ・ナシューヒン(ロシア)と、フライ級3位の若松佑弥がノックアウトアーティストのフー・ヨン(中国)と対戦する。
フルラインナップは以下の通り。
ONE: WINTER WARRIORSのフルカード
- レギン・アーセル vs. イスラム・ムルタザフ (ONEライト級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- スタンプ・フェアテックス vs. リトゥ・フォガット (アトム級世界グランプリ決勝)
- チュー・ジェンリャン vs. 秋元皓貴 (キックボクシング – バンタム級)
- ダギ・アサラナリエフ vs. ティモフィ・ナシューヒン (総合格闘技 – ライト級)
- マーカス・アルメイダvs. カン・ジウォン (総合格闘技 – ヘビー級)
- フー・ヨン vs. 若松佑弥 (総合格闘技 – フライ級)
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