【1/10大会】バンコクでロッタンとハガティー再戦「ONE:A NEW TOMORROW」
世界最大の格闘技団体ONEチャンピオンシップは1月10日(金)、タイ・バンコクで2020年最初の大会「ONE:A NEW TOMORROW」を開く。
メインイベントは、ONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)の初防衛戦。ロッタンがベルトを奪った張本人、元世界王者のジョナサン・ハガティー(英国)との再戦に臨む。
両者の初対戦は今年8月にフィリピン・マニラで開かれた「ONE:DAWN OF HEROES」だった。
当時のONEフライ級ムエタイの世界王者ハガティーは、5ラウンドに及ぶ熾烈な攻防の末、ロッタンにベルトを奪われたのだ。
ハガティーは長い手足と鋭い打撃を駆使し、第1、第2ラウンドで優勢に立つ。だがそれ以降はロッタンがペースを握る。トレードマークのローキックや強烈なパンチ、そして前に出続けプレッシャーをかけたことにより、ロッタンがユナニマス判定で勝利。ベルトを手にしたのだ。
来年1月の再戦では、立場は逆転だ。
ロッタンはホームで初防衛戦に臨む。母国のファンをがっかりさせたくはないだろう。一方のハガティーは前回の結果に納得していない。今回の再戦で雪辱を期すつもりだ。
この他、ONE女子アトム級キックボクシングとムエタイの2種目で世界タイトルを保持するスタンプ・フェアテックス(タイ)が登場。3種目目のベルトを目指し、総合格闘技マッチに出場する。
スタンプは2019年、アシャ・ロカ(インド)とビー・ニューイェン(米国)を相手に総合格闘技で素晴らしい勝利を挙げてきた。
バンコク大会ではウーシューのインド王者プージャ・トマールと対戦する。良い形で1年のスタートを切りたいところだ。
トマールは直近の総合格闘技の試合で、急上昇中のインドネシア選手プリシラ・ヘルタティ・ルンバン・カオールを、相手のホームでスプリット判定で下している。
トマールにとっては、スタンプの母国凱旋と総合格闘技での完璧な連勝記録を阻むチャンスだ。
さらにベトナム系米国人タン・リー、ムエタイ世界王者に7度輝いたセンマニー・サティアンムエタイ(タイ)らが出場する。
日本からは三浦彩佳、高橋遼伍、山田健太(健太)が参戦する。
「ONE:A NEW TOMORROW」で予定されている試合は以下の通り。
- ロッタン・ジットムアンノン vs. ジョナサン・ハガティー(ONEフライ級ムエタイ世界タイトルマッチ)
- スタンプ・フェアテックス vs. プージャ・トーマル(総合格闘技ー女子アトム級)
- マイラ・マザール vs. 三浦彩佳(総合格闘技ー女子ストロー級)
- レイモンド・マゴメダリエフ vs. ジョーイ・ピエロッティー(総合格闘技ーウェルター級)
- ラモン・ゴンザレス vs. エリピツア・シレガー(総合格闘技ーストロー級)
- タン・リー vs. 高橋遼伍(総合格闘技ーフェザー級)
- マー・ジャウェン vs. シネチャツガ・ゼルトセトセグ(総合格闘技ーフェザー級)
- ハン・ズーハオ vs. メーディ・ザトウト(ONEスーパーシリーズムエタイーバンタム級)
- センマニー・サティアンムエタイ vs. 山田健太(ONEスーパーシリーズムエタイーバンタム級)
- ムアンタイ・PK. センチャイムエタイジム vs. ブリース・デルバール(ONEスーパーシリーズムエタイーバンタム級)
- リアム・ハリソン vs. モハメド・ビン・マムード(ONEスーパーシリーズムエタイーバンタム級)
- ビクター・ピント vs. アダム・ノーイ(ONEスーパーシリーズキックボクシングーバンタム級)
バンコク | 1月10日 (金) | ONE: A NEW TOMORROW| 公式アプリで生中継(無料)|日本公式Twitter|日本公式Instagram