【9/18大会】ONE: A NEW BREED IIIのフルカード発表
ONEチャピオンシップはイベントシリーズ「A NEW BREED」を興奮と共に締めくくる。
9月18日(金)、ONEはタイ・バンコクで事前収録された大会「ONE: A NEW BREED III」を配信する。
メインイベントは、ONEフェザー級ムエタイ世界チャンピオンのペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)が、ライオンファイト世界チャンピオンのマグネス・アンダーソン(スウェーデン)を相手にベルト防衛に挑む。
ペットモラコットは26歳で、161勝35敗2分(1無効試合)の驚くべきプロ戦績を有するスター。この2月、ポンシリ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)を文句なしのユナニマス判定で下し、初代ONEフェザー級ムエタイ世界チャンピオンの座に就いた。
7月の「ONE: NO SURRENDER」でも、“ボクシング・コンピューター”のリングネームを有するヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ)と真っ向勝負し、マジョリティ判定で下した。
だが、ペットモラコットはこの直近のパフォーマンスに満足はしなかった。この階級のベルトを有する価値が自身にあるとはっきり証明したかったからだ。
今回は、同じく世界チャピオンである相手とメインイベントで対峙し、絶対的な勝ち方をするつもりでいる。
対するアンダーソンも26歳。ONEデビューではあるが、来るべき戦いに向けて準備は万端だ。
“クレイジー・バイキング”の異名を持つアンダーソンは、スウェーデン出身だが、評判の高いジム「レボリューション・ムエタイ・プーケット」で技術を磨くためにタイに移り住んだ。
鋭い観察眼を有するヘッドコーチのレオ・エリアスの指導の下、41勝11敗のプロ戦績を築いた。2019年8月にはペッサングン・ソー・タナシットを倒し、ライオンファイト・スーパーウェルター級世界チャンピオンになっている。
そして今、アンダーソンはより多くのベルトを集めようと意気込んでいる—ONEフェザー級ムエタイ世界タイトルが次のターゲット。そして、ペットモラコットをてこずらせる力を持っている。
アンダーソンは、強力なノックアウトパワーを有しており、身長は184センチメートル。ペットモラコットより4センチメートル高いというアドバンテージがある。ONEスーパーシリーズでペットモラコットがこれまでに戦った中で、最も背が高い対戦相手だ。
大会では全5試合が行われ、他にも4人の格闘技の世界チャンピオンや、全員合わせてキックボクシング、ムエタイ、総合格闘技で千勝以上を挙げた数々のビッグネームが登場する。
ペッタノン・ペットファーガス(タイ)は今回がONE初参戦。キックボクシングとムエタイの世界王者に6度なったことがあり、驚異のプロ戦績356勝55敗1分を有する。
また「ONE: A NEW BREED III」では、3度ムエタイの世界チャンピオンに輝いたカピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)がONEデビューを迎え、タイのスーパースター石毛里佳や6度ムエタイ世界チャンピオンになったヨドパノンムラン・ジットムアンノン(タイ)らが登場する。
フルカードは以下の通り。
ONE: A NEW BREED IIIのフルカード
- ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー vs. マグネス・アンダーソン (ONEフェザー級ムエタイ世界タイトルマッチ)
- カピタン・ペッティンディーアカデミー vs. ペッタノン・ペットファーガス (ONE スーパーシリーズ キックボクシング – バンタム級)
- 石毛里佳 vs. スニーサ・スリセン (総合格闘技 – アトム級)
- ヨドパノンムラン・ ジットムアンノン vs. フィリップ・ロボ(ONEスーパーシリーズムエタイ– バンタム級)
- バンプリーノーイ・ペッティンディーアカデミーvs. ユーリック・ダフティアン (ONEスーパーシリーズムエタイ– フェザー級)