【8/27大会】ONE 161: Moraes Vs. Johnson II、フルカード確定
すでに2つのビッグな試合が発表され、世界中のファンを興奮させた8月27日(北米のゴールデンタイムの8月26日)の「ONE 161: Moraes vs. Johnson II」。
ついに、この待望のイベントのフルカードが確定した。
ONEチャンピオンシップは、すでにONEフライ級世界王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)と1位コンテンダーのDJことデメトリアス・ジョンソン(米国)のリマッチと、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)とサバス・マイケル(キプロス)によるONEフライ級ムエタイ世界グランプリ準決勝が行われると発表していた。
これらの2試合に加え、コーメインイベントではONEバンタム級ムエタイ世界王者のノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)とリアム・ハリソン(イギリス)による世界タイトルマッチも行われる。
ノンオーは引退から復帰した2018年4月以来、輝かしい活躍を見せている。
ONEチャンピオンシップでは8勝0敗としており、通算戦績は263勝54敗10分。初代ONEバンタム級ムエタイ世界王座を獲得し、この階級の選手の中で、最も圧倒的な存在となっている。
だが、対するハリソンは、ノンオーを王座から引きずり下ろすためのテクニックとパワーを有していると考えている。
戦績は90勝24敗2分、5連勝中で、直近ではムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)とONE史上有数のエキサイティングなムエタイマッチを繰り広げ、ノックアウト勝利を挙げた。
この勝利で5位コンテンダーとなり、10万米ドル(約1360万円)のパフォーマンスボーナスも獲得。「ONE 161」でノンオーに挑戦することになった。
また、フライ級ムエタイ世界グランプリの交替試合も行われ、元フライ級王者のジョナサン・ハガティー(イギリス)とアミール・ナセリ(イラン / マレーシア)が対決する。
ハガティーは当初、今年5月の準々決勝に出場する予定だったが、健康上の理由で直前に出場辞退を余儀なくされた。現在は医者の許可も降りたため、今回代替選手候補として出場することになった。
対するナセリは、5月の準々決勝でマイケルと戦って敗退。今回の試合は2度目のチャンスであり、元王者を倒し、グランプリに返り咲きたいと意気込んでいる。
メインカードでは、ヘビー級MMAマッチ2試合も行われる。
ブラジリアン柔術の世界チャンピオンに17度輝いたマーカス・アルメイダは総合格闘技転向後、3戦連続第1ラウンドで勝利を挙げている。今回の対戦相手は、これまでで最大の強敵となる元ONE世界タイトル挑戦者のキリル・グリシェンコ(ベラルーシ)。
さらに、2度目の世界タイトル挑戦を目指すマウロ・チリリ(イタリア)は、グレコローマンレスリング世界王者のアミル・アリアックバリ(イラン)と対戦。アリアックバリもヘビー級タイトル挑戦への道を華々しくスタートさせたいと燃えている。
さらに、リードカードではアトム級MMAも行われ、グラップリングに定評のある平田樹と、中国のストライカーのリン・ホーチンが対戦。ハードヒッターのディアンドラ・マーティン(オーストラリア)と、“AK 47”アンバー・キッチン(イギリス)のムエタイマッチも行われる。
フルカードは以下の通り。
ONE 161: Moraes vs. Johnson IIのメインカード
- (現王者) アドリアーノ・モラエス vs. デメトリアス・ジョンソン (ONEフライ級世界タイトルマッチ)
- (現王者) ノンオー・ガイヤーンハーダオ vs. リアム・ハリソン (ONEバンタム級ムエタイ世界タイトルマッチ)
- ロッタン・ジットムアンノン vs. サバス・マイケル (フライ級ムエタイ世界グランプリ準決勝)
- マーカス・アルメイダ vs. キリル・グリシェンコ (MMA – ヘビー級)
- アミル・アリアックバリ vs. マウロ・チリリ (MMA – ヘビー級)
- アミール・ナセリ vs. ジョナサン・ハガティー (フライ級ムエタイ世界グランプリ交替試合)
ONE 161: Moraes vs. Johnson IIのリードカード
- 平田樹 vs. リン・ホーチン (MMA – 女子アトム級)
- ディアンドラ・マーティン vs. アンバー・キッチン (ムエタイ – キャッチウェイト58KG)