【1/28大会】ONE: ONLY THE BRAVEのフルカード
すでにお知らせしている通り、ONEチャンピオンシップの2022年のイベント第2弾では、ONEヘビー級暫定世界王座をかけて無敗の総合格闘家同士が激突するビッグな戦いがメインを飾る。
1月28日(金)にシンガポール・インドアスタジアムから生中継される「ONE: ONLY THE BRAVE」 では、この試合に加えて熱狂間違いなしの11試合が行われる。
コーメインイベントでは、総合格闘技フェザー級1位コンテンダーのキム・ジェウォン(韓国)が4位のタン・カイ(中国)と対決。
キムは日本のベテランの山田哲也を第2ラウンドTKOで破り、元ONEフェザー級世界チャンピオンのマーティン・ニューイェン(ベトナム/オーストラリア)を第1ラウンドでノックアウト。
これらの圧倒的なパフォーマンスにより、ONEフェザー級世界王者のタン・リー(ベトナム /米国)に挑戦する機会を得た。
しかし、待つばかりではなく積極的に試合の機会を追い求めるキムは、この階級で最も危険なライバルの1人であるタン・カイと、絶好のチャンスとランキングの順位をかけて戦うことになった。
タン・カイは、この階級の真の実力者としての地位を確立している。一流の才能を持つユン・チャンミン(韓国)、定評のあるベテラン高橋遼伍、キアヌ・スッバ(マレーシア)らに勝利し、8連勝中だ。
もし、キムが勝利すれば、地位固めをした上で運命のタイトルマッチを迎えることができるだろう。だが、負ければ、タイトルマッチの機会とトップランカーの座を奪われることになる。
さらに、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ準決勝も行われる。偶然にも2試合とも3度目の対戦だ。
フェザー級1位コンテンダーのマラット・グレゴリアン(アルメニア)は、4位コンテンダーのチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)と対戦。両者はこれまでに2度対戦しており、グレゴリアンが1勝、もう1試合はノーコンテストとなっている。
準決勝のもう1試合は、3位コンテンダーのシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)対ダビッド・キリア(グルジア)。両者はこれまで2度対戦しており、シッティチャイが2勝している。だが、キリアもここで一矢報いてONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ決勝に進みたいと意気込んでいることだろう。
これらのエキサイティングな戦いに加えて、ONEチャンピオンシップで愛されている選手達が多数登場。
ジャレッド・ブルックス(米国)、ヘビー級キックボクシングのラーデ・オパチッチ(セルビア)、元ウェルター級王者のゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)、爆発的なフェザー級のストライカーのスモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)にドビダス・リムクス(リトアニア)の出場が予定されている。
「ONE: ONLY THE BRAVE」のフルカードは以下の通り。
ONE: ONLY THE BRAVEのメインカード
- アナトリー・マリキン vs. キリル・グリシェンコ (ONEヘビー級暫定世界王者決定戦)
- タン・カイ vs. キム・ジェウォン (総合格闘技 – フェザー級)
- マラット・グレゴリアン vs. チンギス・アラゾフ (キックボクシング世界グランプリ準決勝)
- シッティチャイ・シッソンピーノン vs. ダビッド・キリア(キックボクシング世界グランプリ準決勝)
- ルスラン・エミベック・ウフール vs. ジャン・リーポン (総合格闘技 – ライト級)
- ラーデ・オパチッチ vs. フランシェスコ・エクシャジャ (キックボクシング – ヘビー級)
ONE: ONLY THE BRAVEのリードカード
- 箕輪ひろば vs. ジャレッド・ブルックス (総合格闘技 – ストロー級)
- スモーキン・ジョー・ナタウット vs. ドビダス・リムクス (キックボクシング世界グランプリ交替試合)
- 和田竜光 vs. ワン・シュオ (総合格闘技 – フライ級)
- 手塚裕之 vs. ゼバスチャン・カデスタム (総合格闘技 – ウェルター級)
- アンデウソン・シウバ vs. ポール・エリオット (総合格闘技 – ライトヘビー級)
- ディアンドラ・マーティン vs. スミラ・ サンデル (ムエタイ – キャッチウェイト58kg)
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