【11/20大会】ONE: INSIDE THE MATRIX IVのフルカード発表
3週間にわたる大興奮の格闘技アクションに続いて、ONEチャンピオンシップは、イベントシリーズ「INSIDE THE MATRIX」の最終章をお届けする。
11月20日(金)、世界最大の格闘技団体はシンガポールで事前収録された「ONE: INSIDE THE MATRIX IV」を配信する。
メインイベントでは、ストロー級キックボクシング2位コンテンダーのワン・ジュングァン(中国)が久々に登場。ONEのニューカマーのアスランベック・ジクレーブと対戦する。
ワンは25歳、プロ戦績 24勝4敗1分。2019年10月にフェデリコ・ローマ(アルゼンチン)を第1ラウンドTKOで下し、華々しくONEデビューを飾った。
この勝利により、ワンはサムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)と初代ONEストロー級キックボクシング世界タイトルをかけて12月に対戦する機会を得た。だが、5ラウンドにわたる激しい戦いの末、サムエーが判定で勝利しタイトルを獲得したのだった。
そして今ワンは、ロシアとヨーロッパのムエタイチャンピオンであるジクレーブとのキャッチウェイト58.3キログラムマッチで、世界タイトルへの歩みを再び始めようとしている。
WPMFムエタイ世界チャンピオンのロッキー・オグデン (オーストラリア)も「ONE: INSIDE THE MATRIX IV」のコーメインイベントに、久々に登場。
オグデンは、10度ムエタイとキックボクシングの世界チャンピオンになったジョン・ウェイン・パーの弟子で、ストロー級ムエタイ2位コンテンダー。この2月にサムエーと初代ストロー級ムエタイ世界王者の座をかけて戦ったが敗北。そのためランキング上昇、ひいてはサムエーとのリマッチの機会を狙っている。この試合を制すれば、キャリア通算37勝目となる。
対するは、WBCムエタイ世界チャンピオンのジョセフ・ラシリ(イタリア)。元々はフライ級で戦っていたが、今回は59キログラムのキャッチウェイト戦に登場。この試合に勝ってプロ通算41勝目を手にすれば、ストロー級に転向し、サムエーが有するムエタイのベルトを狙いに行く足掛かりになるかもしれない。
予定されている試合は以下の通り。
ONE: INSIDE THE MATRIX IVのフルカード
- ワン・ジュングァン vs. アスランベック・ジクレーブ (ONE スーパーシリーズ・キックボクシング – キャッチウェイト 58.3 kg)
- ロッキー・オグデン vs. ジョセフ・ラシリ (ONE スーパーシリーズ・ムエタイ – キャッチウェイト 59 kg)
- ブルーノ・プッチ vs. クォン・ウォンイル (総合格闘技 – バンタム級)
- 高橋遼伍 vs. ユン・チャンミン (総合格闘技 – フェザー級)
- マイラ・マザール vs. チェ・チョン・ユン (総合格闘技 – キャッチウェイト61.35 kg)