【1/29大会】ONE: UNBREAKABLE IIのフルカード
2021年最初のイベントを開いたばかりのONEチャンピオンシップが、イベントシリーズ「UNBREAKABLE」の第2弾をお届けする。
1月29日(金)、ONEは「ONE: UNBREAKABLE II」を配信する。
メインイベントでは、元世界タイトル挑戦者のマウロ・チリリ(イタリア)が、ロシアのハードヒッター、アブルバシール・バガボフと対戦する。
出身国の総合格闘技のチャンピオン同士の対戦。
チリリはイタリア中部のテッラチーナ出身で、同国の総合格闘技のチャンピオンで、プロ戦績は12勝4敗。フィニッシュ率は69%。
ノックアウトアーティストとして知られるチリリだが、サブミッションでも3勝を挙げている。4度ムエタイとキックボクシングのヘビー級チャンピオンになったアライン・ンガラニ(香港)と対戦した際は、そのグラップリングスキルを駆使して寝技に持ち込みヒザを頭に食らわせてフィニッシュをした。
チリリもオールラウンダーと言えるが、対戦相手も負けてはいない。
バガボフはロシアの総合格闘技のチャンピオンで、戦績は12勝1敗。フィニッシュ率91%を誇り、うち10人の対戦相手を第1ラウンドでKOもしくはサブミッションで倒してきた。
元ONEヘビー級世界タイトル挑戦者のチリリに勝つことができればバガボフは、ONEヘビー級世界チャンピオンのブランドン・ベラ(フィリピン)への挑戦へ近づくことができるだろう。
巨人同士の対決に続き、コーメインイベントも国内総合格闘技のチャンピオン同士の戦い。
日本の総合格闘技チャンピオンの竹中大地は、バンタム級で絶大な存在感を発揮してきた。
グラップリングを得意とする竹中は、プロ戦績12勝2敗1分、元ONEバンタム級世界タイトル挑戦者のレアンドロ・イッサ(ブラジル)とキム・デファン(韓国)を相手に勝ち星を上げた。
今回、竹中はフライ級に階級を下げ、ブラジルの総合格闘技のチャンピオンイヴァニルド・デルフィノと対戦する。
デルフィノはグラップリングのスペシャリストでプロ戦績は8勝1敗、フィニッシュ率は76%。うち63%の勝利はサブミッションによるもの。キャリア唯一の黒星は約1年前、和田竜光につけられたものだ。
これらのアスリートに加え、韓国のKOアーティストクォン・ウォンイルや、セネガルのレスリング巧者オマール・ケインも登場。
予定されているカードは以下の通り。
ONE: UNBREAKABLE IIのフルカード
- マウロ・チリリ vs. アブルバシール・バガボフ (総合格闘技 – ヘビー級)
- 竹中大地 vs. イヴァニルド・デルフィノ (総合格闘技 – フライ級)
- チェン・ルイ vs. クォン・ウォンイル (総合格闘技 – バンタム級)
- ミハイロ・ケイコビッチ vs. ベイブラット・イスアエフ (キックボクシング – ライトヘビー級)
- ソヴァナリィ・エム vs. チェ・チョン・ユン (総合格闘技 –キャッチウェイト62.5kg)
- アライン・ンガラニ vs. オマール・ケイン (総合格闘技 – ヘビー級)