アンドレ・ガウヴァオンがONEとサイン
ONEチャンピオンシップに、伝説的なグラップラーがまた1人に加わる。
ブラジルのアンドレ・ガウヴァオンは、世界最大の格闘技団体ONEと契約を交わした。ガウヴァオンは、サブミッション・グラップリングと総合格闘技マッチに出場する。
チャトリ・シットヨートンONE会長兼CEOが8日、自信のソーシャルメディアでこのニュースを発表した。
「一緒にアンドレ・ガウヴァオンをONEに歓迎しましょう!」と、チャトリ会長は投稿した。
「(ガウヴァオンは)何度も世界チャンピオンに輝き、史上有数のグラップラー。ONEでMMAとサブミッション・グラップリングの両方で世界タイトルを獲得することを目標にしている」
ガウヴァオンは、柔術着着用とノーギの両方の競技で輝かしい戦歴を築き上げてきた。
ブラジリアン柔術黒帯4段で、IBJJF世界選手権を5度制覇し、柔術着着用ルールでも数々の名誉あるタイトルを獲得している。
サブミッション・グラップリングでは、2011年のADCC世界大会で自身の階級とアブソルート級を制し、その後はスーパーファイトの全大会を制し、計6つのADCC世界タイトルを獲っている。
また、総合格闘技に11年ぶりの復帰。
39歳のガウヴァオンは、2008年から10年まで総合格闘技に参戦し、5勝2敗、1ノックアウト、3サブミッションの戦績を残した。ONEとの契約発表前には、総合格闘技復帰示唆していた。
ONEにはマーカス・アルメイダ(ブラジル)や、ゴードン・ライアンといった著名グラップラーも両方のルールで出場することになっている。
特にガウヴァオンとライアンの対戦は、ファンにとって垂涎ものとなるだろう。両者は、長年ライバル関係にあり、2022年のADCC世界選手権で対決することになっているが、ONEのケージ「サークル」でも大興奮の試合を見せてくれることだろう。
ガウヴァオンのONEデビュー戦はまだ確定していないが、最新ニュースは今後もONE公式ホームページでお届けする。