【2/7大会】リード・カード—平田樹が無敗更新
インドネシア・ジャカルタでの「ONE: WARRIOR’S CODE」は6試合のリード・カードで幕を開け、大興奮の連続で会場のイストラ・セナヤンの大いに沸かせた。
2月7日(金)、大会前半のアクションを見逃した方のために、各試合の展開とハイライトのまとめをお送りしよう。
平田樹、打撃で初の勝ち星
Itsuki Hirata 🇯🇵 remains 💯 UNDEFEATED 💯
Itsuki Hirata 🇯🇵 remains 💯 UNDEFEATED 💯 with a third-round TKO of ultra-tough Nyrene Crowley! 🇳🇿📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEWCWatch📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, February 7, 2020
ナイロン・クローリー(ニュージーランド)は初めて平田樹を第3ラウンドまでリングにとどめた対戦相手だ。だが、激しい戦いを見せるも、平田の100%のフィニッシュ率を止めることは叶わなかった。
序盤、クローリーは鋭いストライクを繰り出し、平田の2度のテイクダウンへの反撃に成功する。だが、平田はグラウンドでクローリーを圧倒し、第1ラウンド終了前に何発か激しいパンチを打ち込んだ。
そこで試合の流れが決まり、第2ラウンドは平田のヒップトスで幕を開けた。平田は逆三角絞めからキムラロックを狙う。何とか逃れたクローリーだが、袈裟固めで仰向けに押さえ込まれパンチを食らい、ベルに救われる。
試合再開の時点で疲れ切った様子のクローリーに、平田はダブルレッグを決める。クローリーは必死で逃げ出すものの、膝蹴りからのマウントに為すすべがなく、平田は熾烈なストライクを連発。第3ラウンド3分27秒でTKO勝ちを収め、6勝0敗と連勝記録を更新。これまで一本勝ちで白星を挙げてきた平田だったが、初の打撃でのフィニッシュとなった。
スノトがフィクリに判定勝利
Sunoto 🇮🇩 brings the hometown crowd to their feet!
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Posted by ONE Championship on Friday, February 7, 2020
インドネシア選手同士の総合格闘技バンタム級の試合では、第3ラウンドの過酷な戦いの末、スノトがヌラル・フィクリにユナニマス判定による勝利を収めた。
第1ラウンド序盤、スノトの左フックでフィクリはキャンバスに崩れ落ち、立ち上がったところに今度は右パンチを食らう。フィクリはすぐにマットに押さえ込まれ、ベルが鳴るまでスノトのグラウンド技とパンチの連発の洗礼を受けた。
第2ラウンド以降は、スノトがグラウンドで試合をコントロールし続けた。トップランカー、スノトはレスリング技でフィクリを追いつめ、ユナニマス判定での勝利に疑いの余地はなかった。
フェルナンデス、プリアンドノを圧倒
Abro Fernandes 🇮🇩🇹🇱 ekes out a unanimous decision victory
Abro "The Black Komodo" Fernandes 🇮🇩🇹🇱 ekes out a unanimous decision victory over Eko Priandono! 🇮🇩📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEWCWatch📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, February 7, 2020
アブロ・フェルナンデス(インドネシア / 東ティモール)はジャカルタのヒーロー、エコ・プリアンドノをフライ級マッチで打撃で圧倒し、2連勝とした。
両選手とも慎重に試合をスタート。スタンディングで様子をうかがいながら、時折、前進して攻撃を仕掛け合う5分間となった。
第2ラウンドでも同様の流れが続くが、フェルナンデスがレスリングを仕掛けようと試みる。だが、プリアンドノは2度のテイクダウンをかわし、再度打撃戦に持ち込んだ。
第3ラウンド、フェルナンデスはようやくテイクダウンに成功。プリアンドノは素早く立ち上がったが、フェルナンデスはボクシングでさらに攻め込む。ハイライトとなったのは、プリアンドノの顔面を吹き飛ばすような鮮烈な左パンチだった。29歳のフェルナンデスはユナニマス判定で勝利し、プロ記録9勝2敗となった。
内藤大樹が3連勝
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Posted by ONE Championship on Friday, February 7, 2020
内藤大樹はサバス・マイケル・ペッティンディーアカデミー(キプロス)を2度キャンバスに送り込み、ユナニマス判定で3連勝とした。
ムエタイフライ級の試合、第1ラウンドではマイケルがリーチを活かしたジャブクロスとボディーへの膝蹴りで攻勢に立っているように見えたが、第2ラウンドがターニングポイントとなった。
さらに激しく攻め込んだマイケルだったが、内藤の右カウンターを食らってキャンバスに崩れる。内藤はマイケルの反撃をかわしながら、ローキックを繰り出し続けた。
マイケルは第3ラウンドで再度優位に立とうと狙うが、内藤は第1ラウンドと同様に絶好のタイミングで右パンチを決め、マイケルはキャンバスに倒れる。10-8で2ラウンドを勝ち取った内藤は、判定勝ちを手にした。
トナーの膝蹴りで第2ラウンドKO勝ち
Josh Tonna 🇦🇺 knocks out Andy Howson 🇬🇧
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Posted by ONE Championship on Friday, February 7, 2020
ムエタイストロー級の試合で、ジョシュ・トナー(オーストラリア)はイギリスのベテランストライカー、アンディー・ハウソンを相手にハイライトにふさわしいKO勝ちを披露した。
試合は息もつかせぬ激しいキックとパンチの攻防で幕を開け、第1ラウンド全体を通じてペースの速い戦いが繰り広げられた。
第2ラウンド、ペースはさらに速まり、両選手ともスコアし続ける。前に踏み込み左の膝蹴りをボディーに決めた時点からトナーがリードし始め、オーバーハンドライトで頭をコントロールしてからの顎への左ひざ蹴りでハウソンをノックアウトした。
5度ムエタイ世界王者となったハウソンだが、レフェリーのカウントに反応できず、第2ラウンド2分20秒で試合は終了した。ONEスーパーシリーズでの3勝を含め、トナーは戦績を34勝17敗とした。
ファジャー、第1Rフィニッシュ勝利
Fajar kicks off ONE: WARRIOR’S CODE with a first-round TKO!
Fajar 🇮🇩 kicks off ONE: WARRIOR’S CODE with a quick first-round TKO of Egi Rozten! 🇮🇩📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEWCWatch📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, February 7, 2020
イストラ・セナヤンでのオープニングを飾った試合は、地元インドネシア選手同士の対戦。ファジャーはわずか3分足らずで同胞エギ・ロズテンをマットに沈ませた。
試合開始後すぐにファジャーはテイクダウンを仕掛け、ロズテンをキャンバスに押さえ込んでサイドコントロールを狙った。数秒後にはフルマウントをとり、ロズテンの必死のガードをものともせず、嵐のようにパンチと肘打ちを浴びせかけた。
ロズテンはストライクを防ぐこともポジションを変えることもできず、2分39秒で試合は終了。これによって、ファジャーの総合格闘技の記録は4勝1敗となった。
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