中国人初K-1王者、ウェイ・ルイがONE参戦
K-1の世界チャンピオンに何度も輝いた中国を代表するストライカーのウェイ・ルイがONEチャンピオンシップに参戦することが正式に決まった。
契約を結んだウェイはこうコメントしている。
「これまで国内外でたくさんの大会に出場してきた。中国では成功して知名度も得たものの、最高の舞台で最高のファイターと戦う機会を求めている。ONEチャンピオンシップは、最高の格闘技団体であり、自分にふさわしい舞台だ」
ウェイは、河南省出身の34歳。中国で散打(サンダ)の大会に出場して知名度を高め、数々の地方タイトルを獲得した後、世界最高のストライカーを相手に実力を試そうとキックボクシングに転向。2013年にプロデビューし、それから数年間、中国の団体で圧倒的な強さを見せつけた。
2017年には、K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決定トーナメントで優勝。中国史上初のK-1王者となった。
2018年には体重超過で王座を剥奪されたが、それ以来20連勝中としている。
ウェイはまた、ワン・ポンフェイやゴンナパー・ウィラサクレック、佐々木大蔵といった有名キックボクサーを相手に勝ち星を挙げた実績も。
ONEチャンピオンシップでは、現在2競技王者のジョナサン・ハガティー(英国)が頂点に君臨するバンタム級キックボクシング部門で出場する見込みだ。
ウェイのデビュー戦の日程はまだ決まっていないが、数ヶ月以内にはONEの舞台で戦う姿を見ることができるだろう。
今後も最新情報は、ONEチャンピオンシップの公式ホームページでお知らせする。