【1/28大会】日本大会で秋山成勲とホルツケンが特別ルールで対決、キック2試合も追加
1月28日(日)に東京・有明アリーナで開催される日本大会「ONE 165: Superlek vs. Takeru」に、特別ルールのスーパーファイトと、キックボクシングマッチ2試合が追加された。
特別ルールのスーパーファイトは3分3ラウンド制で行われ、MMA界レジェンドの秋山成勲とキックボクシング世界チャンピオンに何度も輝いたニキー・ホルツケン(オランダ)が対戦する。
さらに、名選手のマラット・グレゴリアン(アルメニア)とシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)によるキャッチウェイト(156.5ポンド)キックボクシングマッチに加え、ラーデ・オパチッチ(セルビア)とイラジ・アジズプール(イラン)によるヘビー級キックボクシングマッチも行われる。
ホルツケンと秋山はそれぞれ、主戦場としてきた競技のレジェンド的存在。
ホルツケンはムエタイ、キックボクシング、ボクシングで数々のタイトルを獲得し、打撃競技で名を挙げた。一方の秋山はアジア大会で金メダルを獲得するなど柔道で活躍し、あらゆる格闘技に親しみ、それらの技術をMMAに融合させ、HERO’Sライトヘビー級世界最強王者決定トーナメントで優勝したことも。
今回の特別ルールでの両者対戦では、4オンスグローブを着用。第1ラウンドはボクシングルール、第2ラウンドはムエタイルール、第3ラウンドはMMAルールで争われる。
ホルツケンは決して簡単な相手ではないが、秋山はONEチャンピオンシップでの直近2試合でノックアウト勝利を収めている。第1、2ラウンドを乗り切って得意のMMAルールのラウンドに突入すれば、より有利に戦うことができるだろう。
また、グレゴリアンとシッティチャイによるキックボクシングマッチも見逃せない。両者が対戦するのは今回で6度目。
これまでの5試合はいずれもエキサイティングな激闘で、シッティチャイが4勝1敗と勝ち越している。だが、グレゴリアンは両者の直近の対決となった2019年5月に勝利し、グローリーライト級世界タイトルを獲得している。
両者とも未だONEフェザー級キックボクシング世界タイトルを獲得したことはなく、今後タイトルマッチを狙うならこの試合で負けるわけにはいかない。
ヘビー級キックボクシングマッチで対決するオパチッチとアジズプールは、両者とも同部門での躍進を狙っている。
オパチッチは、ONEでは6勝1敗、5度のKO勝ちを収めている。唯一の黒星はグート・イノセンテ(ブラジル)に付けられたものだが、昨年6月にユナニマス判定で勝ち、雪辱を果たした。
対するアジズプールのONEでの戦績は3勝1敗。2022年11月にはONEヘビー級キックボクシング世界グランプリ決勝に進出。それまで1勝1敗同士としていたローマン・クリークリャ(ウクライナ)に敗れて優勝を逃した。
だが、アジズプールは過去にクリークリャを倒した実績もあることから、今回オパチッチに勝てれば、クリークリャとの4度目の対戦につながる可能性もある。
「ONE 165: Superlek vs. Takeru」の最新情報は、今後もONEチャンピオンシップ公式ホームページでお届けする。