【8/21大会】Little Tigerデビュー戦に自信 「華麗な戦い方見て」
ムエタイの世界チャンピオンに6度輝いたLittle Tigerこと宮内彩香が、8月21日(金)の「ONE: NO SURRENDER Ⅲ」のマリー・ルーメット(エストニア)戦で、ONEチャンピオンシップの本戦デビューを迎える。日本の女子選手が立ち技シリーズの「ONEスーパーシリーズ」に出場するのは初。
Little Tigerは、東京都台東区出身の37歳。現在はタイを拠点にしている。2007年に24歳でキックボクシングでプロデビュー。2011年にムエタイに転向し、築き上げた戦績は35勝19敗5分。
待ちに待ったムエタイアトム級マッチを前に、Little Tigerが意気込みを語った。
2016年にタイに移って以来、ONE本戦出場を目標にトレーニングに励んできたLittle Tiger。2019年10月、東京であったONEの人材育成・発掘のための大会「ONEウォリアーシリーズ(OWS)」に出場。以来、チャンスを伺い続けてきた。
デビュー戦の知らせをONEから受け取った時は「来た!」という気持ちだったと言う。
「素直に、嬉しかったのと、やっと来たか!と言う感じだった」
対戦相手のルーメットは、身長167センチメートル。Little Tigerは動画を見て研究しているといい「背が高いので自分のリーチを使った戦い方をしてくる選手だ」と、分析する。
Little Tigerは身長157センチメートル、通常体重47キログラム。体格では劣るが、練習方法は特に変えていないと言う。
「(体重の)増量も頑張っている。減量より増量はきつい。一日中食べてないといけない。食事は4食、それ以外に間食も」
体格差はあるが、Little Tigerは「ONE1戦目とりあえず勝ちに行く」と、自信を見せる。
「(自分には)スピードとテクニック、経験がある」
さらに、Little Tigerはこれまでに1度たりともダウンを奪われたことがない。
「まだ倒れたことがない。自分は絶対に倒れないので」
タイでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、ジムが閉鎖されていた。その間、Little Tigerは自宅でのトレーニングを余儀なくされたが「体調も気持ちも100パーセント準備ができている」という。
今回の試合は、2016年から拠点としている「第二の故郷」タイでの試合だ。
「日本からもタイからもたくさんの応援をしていただけるとありがたい」
「ムエタイで、華麗な戦い方をするLittle Tigerを見てほしい」
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