【11/9大会】サッカー好きのロッタン「額に入れて飾っている」メッシからの贈り物とは?
11月9日(土)の「ONE 169: Malykhin vs. Reug Reug」でONEフライ級ムエタイ世界王座の防衛に臨むロッタン・ジットムアンノン(タイ)は、トレーニング以外の時間では、仲間内でサッカーをするの大好き。
タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで行われる同大会で3位コンテンダーの挑戦者ジェイコブ・スミス(英国)を迎え撃つ準備を進めるなかでも、この趣味を楽しむ時間を確保しようと努めている。
両者が2022年に初対戦をした際は、ロッタンがユナニマス判定で勝っていた。今回の試合はロッタンにとって6度目の防衛戦で、世界中の何百万人ものファンの注目を集めている。
だが、ムエタイ界のスター選手である“鉄人”ロッタンは、常に大きなプレッシャーがかかる状況に慣れている。特に、サッカーも重圧の対処に役立っているようだ。
ロッタンはONEチャンピオンシップにこう話している。
「ムエタイは自分のキャリアであり人生。サッカーでも幸せになれるけれど、仕事から離れてリラックスして楽しむためにやっているんだ」
世界中で偉大なムエタイ選手として知られるロッタンだが、サッカーもムエタイと同様、幼い頃から熱中し人生の重要な一部になっているという。
「学校に通い始めた頃からサッカーをやっている。サッカーは週に3、4回と頻繁にやっている」
サッカーを好きな理由は明白だ。友人と一緒に時間を過ごすのに最適な方法だからだ。
その友人のなかには、2競技でタイトルを獲得し、かつて対戦したこともあるスーパーレック・キアトモー9(タイ)や、現ONEフェザー級キックボクシング暫定王者のスーパーボン(タイ)もいる。
ロッタンはこう説明する。
「楽しいスポーツだし、一緒にプレーできる友達もたくさんいる。いつもはスーパーレックヤスーパーボンら、ONEの仲間たちと一緒にプレーしているし、他の友人も何人かいる」
メッシに「ムエタイも教えてあげたい」
サッカーを愛するロッタン・ジットムアンノンは、アルゼンチンのスター選手で米メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミ所属のリオネル・メッシと繋がったこともある。
昨年、「愛を込めて、リオネル・メッシより」とサインされたジャージを贈られたのだ。
現在はこのジャージを自宅に飾っているという。
「自分にとってとても大切なものだ。額に入れて壁に飾っているよ」
これまで格闘技で数々の栄光を手にしてきたロッタンだが、メッシからのプレゼントは夢が叶ったようなものだと喜んでいる。
いつか一緒にプレーもしてみたいと語り、そのお礼のアイデアもあるようだ。
「プレゼントをもらえてとても嬉しい。サッカー好きなら誰だってメッシと近しくなりたいと思っている。もちろん、一緒にサッカーもしてみたい。もちろん、ムエタイも教えてあげたいね」