【1/28大会】日本大会で平田樹 vs. 三浦彩佳、箕輪ひろば、山北渓人、若松佑弥も出場
ONEチャンピオンシップが来年2024年1月28日(日)に東京・有明アリーナで開催する日本大会「ONE 165: Superlek vs. Takeru」の追加4試合が発表された。
まずはストロー級MMAマッチ2試合。トップ5コンテンダーの箕輪ひろばとグスタボ・バラート(キューバ)が対決し、無敗の新星の山北渓人は2位のボカン・マスンヤネ(南アフリカ)と当たる。
さらに、平田樹と三浦彩佳が女子アトム級MMAマッチで激突。若松佑弥はフライ級MMAマッチで、2018年に黒星を付けられたダニー・キンガッド(フィリピン)への雪辱を期す。
箕輪は、ONE参戦直後にリト・アディワン(フィリピン)と元同級王者のアレックス・シウバ(ブラジル)に連勝とし、ストロー級MMA3位コンテンダーとなった。
だがその後は現ONEストロー級MMA世界チャンピオンのジャレッド・ブルックス(米国)とマスンヤネに連敗。日本大会を契機に、世界タイトル挑戦に向けて勢いを取り戻したいところだ。
対するバラートは4位コンテンダーで、キューバのレスリング五輪元代表。現在は澤田龍人と元同級王者の猿田洋祐、シウバを相手に3連勝としている。
今回の対戦で箕輪を倒せれば、来年3月のカタール大会「ONE 166: Qatar」で行われるブルックスと元同級王者のジョシュア・パシオ(フィリピン)による世界タイトルマッチの勝者に対戦を呼びかけることになるかもしれない。
だが、世界タイトル挑戦を狙うのは2位コンテンダーのマスンヤネも同様だ。
マスンヤネは今年4月には箕輪にユナニマス判定勝利としており、今回の試合で勝てれば世界タイトル挑戦も射程圏内に入ることだろう。
対する山北は今年3月のONEデビュー戦でシウバをユナニマス判定下し、注目を浴びた。
ここでもう1勝挙げられればストロー級MMAランキング入りも見えてくる位置につけている。
柔道出身の日本の女子MMAアスリートが激突するアトム級MMAマッチも見逃せない。
平田はONEで5勝としているものの、今年3月には元ONE世界タイトル挑戦者のハム・ソヒ(韓国)にユナニマス判定で負けている。「ONE 165: Superlek vs. Takeru」では勝ち星をつかんで調子を取り戻したいところだ。
対する三浦は今回はストロー級から階級を下げての出場となる。これまでONEでは得意技のスカーフ・ホールド・アメリカーナを武器に女子ストロー級MMAで活躍し、2022年1月にはONE女子ストロー級MMAチャンピオンのション・ジンナン(中国)に挑戦したことも。
直近のメン・ボー(中国)戦では、第1ラウンドで一本勝ちとしており、この勢いをそのままに、ONE女子アトム級MMAチャンピオンのスタンプ・フェアテックス(タイ)の有するタイトル挑戦への一歩を踏み出すか。
フライ級MMAマッチに出場する若松は、ランキング上昇とリベンジを狙う。
2018年9月のONEデビュー戦でキンガッドに負け、2019年3月には現ONEフライ級MMA世界チャンピオンのデメトリアス・ジョンソン(米国)に一本負けとしたものの、若松はそこから快進撃を開始。5連勝とした後、2022年3月には当時同級王者だったアドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦した。
残念ながらタイトル獲得はならず、その次のウ・ソンフン(韓国)戦でも黒星を付けられたが、今年7月のシェ・ウェイ(中国)戦では第1ラウンドTKO勝ちとし、再びその実力を世界に知らしめた。
現在4位の若松が今回の大会で対するは、2位のキンガッド。
キンガッドは現在、今年フィリピンで設立された「ライオンズ・ネイションMMA」でトレーニングをしている。今年2月には総合力の高さを見せつけ、インドネシアのレスリングのチャンピオンのエコ・ロニ・サプトラと寝技で競り合い、ユナニマス判定で勝っている。
ここで若松をもう1度倒せれば、ジョンソンの有するタイトル挑戦につながる可能性もある。
「ONE 165: Superlek vs. Takeru」の最新情報は今後もONE公式ホームページでお知らせする。