【4/22】リネカー「世界王者になるまで、誰でもKOする」
ジョン・リネカー(ブラジル)は、ONEバンタム級世界チャンピオンのビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)に挑戦する機会を目指している。
1位コンテンダーのリネカーは、日本時間4月22日(木)の「ONE on TNT III」でのトロイ・ウォーゼン(米国)との総合格闘技マッチで、その資格があると証明することができるかもしれない。
リネカーとウォーゼンは、米国のゴールデンタイムで放映される大会のメインイベントで対戦する。リネカーは、この試合で勝てれば近い将来、世界タイトルへ挑戦するチャンスが高まると考えている。
「メインイベントで戦えるのはとても嬉しい。この責任感はいいものだ。準備はできている。この試合のためだけじゃなく、ONEの世界チャンピオンになるための準備も」と、リネカーは語る。
「これまでONEでは2試合を経験してきた。タイトル挑戦への準備はできている。これは次の目標であり、次のステップだ。その瞬間のために準備は十分だと信じている」
リネカーは「ONE: DAWN OF VALOR」でONEにデビュー。ムイン・ガフロフ(タジキスタン)と3ラウンドにわたる激しい戦いの末、判定で勝利した。
そして昨年11月の「ONE: INSIDE THE MATRIX III」では、元ONEバンタム級世界チャンピオンのケビン・ベリンゴン(フィリピン)と対戦。バンタム級1位コンテンダーとして試合に臨んだベリンゴンを第2ラウンドでノックアウトした。
「ベリンゴンとの試合はタフだった。彼はキックを多用する多才な選手だが、自分のボクシングスキルで彼のゲームプランを崩した」と、リネカーは振り返る。
「ボディショットを打ち始めたとき、ベリンゴンをノックアウトするって思った。体にパンチを受けて悲鳴を上げ始めたので、勝利への道を見つけたと思い、フィニッシュした」
この勝利により、リネカーはランキングで1位に。そして「ONE on TNT III」では、対戦相手が「チーム・ラカイ」のステファン・ロマンからウォーゼンに急遽変更となったが、この地位を固めようと意気込んでいる。
「すべての試合は危険だが、自分はあらゆる側面で準備をしており、全力でかかる用意をしている。自分は素晴らしいボクシングスキルを持っているし、グラップリングも進化している」
「これまでの試合と同様に、自分の目標は相手をノックアウトすること。今回もそれは同じだ。ジャッジに勝敗を委ねるのは好きじゃない」
「自分はどんなチャレンジでも好きだ。タフな戦いで強くなれるから。いつでも準備はできている。ファンを楽しませるために試合がしたい」
リネカーがONE史上最も圧倒的な世界チャンピオンに挑戦し、そのタイトルを奪う、というチャレンジに向かっているのは明らかだ。
「ビビアーノは自分を恐れるべきだ。なぜなら、自分はタイトルマッチに照準を絞っていて、彼と戦うまでやめないだろうから」
「自分は最も危険なONEバンタム級ファイター。誰も自分を止められない。やる気もあるし、準備もできている。世界タイトルを獲得するまで、誰でもノックアウトするよ」
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