【10/25大会】リネカーユナニマス判定勝利、“石の拳”で終始優勢
ジョン・リネカー(ブラジル)は、10月25日(金)にインドネシア・ジャカルタで開催された大会で、拳に物を言わせた。
強打が武器のリネカーは、“石の拳(Hands of Stone)”というリングネームに相応しい力を見せつけ、「ONE: DAWN OF VALOR」でムイン・ガフロフ(タジキスタン)を相手にユナニマス判定で勝利を収めた。
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Posted by ONE Championship on Friday, October 25, 2019
第1ラウンドからその強力なパワーを発揮したリネカーは、立ち上がりのローキックでガフロフの足を払う。まだ試合に入れていなかったガフロフは、リネカーと距離を取らざるを得ず、蹴り、回し蹴りで組み立てようとする。
相手の蹴りをものともしないリネカーは、右のオーバーハンドを返し、対戦相手に警告を与える。ブラジルの総合格闘技・キックボクシング団体「ジャングルファイト」のバンタム級元王者は、右のミドルをガフロフの腹部にヒット。ラウンド中のフィニッシュを狙って同じ箇所に力強いフックを当てていく。
第2ラウンド、ガフロフはテイクダウン狙いに戦術を変えるたが、これを捕らえたリネカーがギロチンチョークの体勢に入る。ガフロフは難を逃れたものの、リネカーはONEチャンピオンシップのケージ「ザ·サークル」のフェンスを巧みに使い主導権を渡さない。
第2ラウンド半ばになってもスピードが落ちないリネカーは、左のフック、右のオーバーハンドで相手を後退させる。ガフロフはたまらずブラジリアンからテイクダウンを奪おうとするが、リネカーのがぶりに阻まれフラストレーションが溜まる。
第3ラウンドもリネカーが圧倒。ボクシング技術で相手の攻撃を上回り、それまでと同様にガフロフのテイクダウン狙いをことごとく潰し続けた。また、ようやくガフロフが試合中唯一のテイクダウンを奪ったが、すぐに立ち上がってスタンドに戻す。
3ラウンドで終始優勢な試合運びを見せたリネカーがユナニマス判定で勝利。戦績を32勝9敗とした。