ジョン・ウェイン・パーONE参戦「ヨドサンクライと再戦を」
ジョン・ウェイン・パーがONEチャンピオンシップのスーパーシリーズに登場することになった。
キックボクシングとムエタイで10回世界王者となった格闘技のスターは、20年に渡り世界中の団体で出場を重ねてきた。
現在は、節目となるプロ100勝目を「格闘技の本拠地」であるONEで達成しようと意気込んでいる。
パーは2月、弟子のロッキー・オグデン(オーストラリア)がサムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)と「ONE:KING OF THE JUNGLE」で対戦する前に、「ONEがやっていることは大好き」と語っていた。
パーは、エキサイティングなルールで戦おうとする世界最高のキックボクサーやムエタイアスリートが集まってくるONEに感銘を受けたと言う。
また、パーは古くからのライバルとの再戦にも言及した。
「自分は、ヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ)と3回対戦する幸運に恵まれた。総合格闘技のグローブでケージでヨドサンクライと戦えたら。それは最高の試合となるだろう」
「世界が止まるような試合になるだろう。みんなやってることをやめて、(その試合を見るために)ONEのアプリを開く。一生忘れられない試合になるだろう。すごく楽しみだ」
「ヨドサンクライのパンチは強烈だ。だから総合格闘技のグローブで戦うことを考えると、お腹の調子が悪くなる。下痢になるかも。でも、同時に勝つことを考えると…最高だ」
「総合格闘技グローブでの自分のパンチ力を信じている。もしヨドサンクライをノックアウトした男になったら、自分のレガシー固めに役立つ」
パーはONEのアスリートへの尊敬も表明。だが、中でもONEフェザー級キッックボクシング世界グランプリ・チャンピオンであるジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)には格別の賛辞を送った。
「素晴らしいタレントだ。何度か試合をみたけれども、いつかは相見えることもあるかと思ったが、そうじゃなかった。素晴らしいエリート選手で、それはキャリアを見ればわかる。伝説の男だ」
「勝っても負けても引き分けでも、同じリングで戦えるなら、その後何年も思い出すことができるような誇らしい瞬間になるだろう。(オランダの格闘家)ラモン・デッカーのようなものだ。彼と戦えるなら勝っても負けても引き分けでも問題ない。だって伝説と同じリングにいられるんだから」
「レジェンドになる唯一の方法は、レジェンドと戦うこと。ペトロシアンは偉大な格闘家として語り継がれるだろう」
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