キャムラン・アバゾフ、ミドル級のベルトにも意欲
ONEウェルター級世界王者キャムラン・アバゾフ(キルギス)は、過去数数ヶ月、試合遠ざかっていたが、早く次の試合に出場し、ウェルター級とミドル級の両方でトップクラスの選手たちと戦うことを待ち望んでいる。
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Posted by ONE Championship on Friday, October 25, 2019
2019年10月、アバゾフは総合格闘家としてのキャリアを決定づけるような大勝利を挙げた。当時のONEウェルター級世界王者ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)をユナニマス判定で下し、ベルトを手にしたのだ。
「ONE世界タイトルを獲得したことは、自分と家族にとって非常に大きかった」
「ファンも楽しみにしてくれていたから、サポートにとても感謝している。友人や家族全員がその瞬間を待っていたよ。彼らをがっかりさせなくてよかった」
だがそれ以来、コロナウイルスの世界的流行により、世界中の国々でさまざまな規制が導入されてきた。
アバソフは現在、ロシアのノヴォロシースクの自宅で、ある程度のトレーニングを維持しているものの、通常のスケジュールを再開し、すぐにONEのケージ「サークル」に戻ることを望んでいる。
「とても飢えている」と26歳のアバゾフは強調する。「フルタイムのトレーニングと試合に戻りたい。もう長い間休んできた」
プロ戦績22勝4敗で、フィニッシュ率64%を誇るアバゾフにとって、対戦相手の候補は尽きない。だがアバゾフは、次の試合が世界タイトルの防衛戦になると感じている。
「誰が相手でもベルトを守ろうと思っているが、ジェームス・ナカシマ(米国)はここまで無敗で高い評価を受けている選手だ。戦ってみる価値があると思う」
「彼は素晴らしいアスリートであり、素晴らしい戦いが繰り広げられることは間違いない」
ナカシマは全米短期大学体育協会(NJCAA)のレスリング全国チャンピオンであり、2015年1月に総合格闘技のプロデビューを果たして以降、誰にも止められない強さを見せつけてきた。
ナカシマは巧みなグラップリング(組み技)の攻撃と容赦のないハイペースで、12勝0敗という完璧な記録を築いている。さらにONEフェザー級キックボクシング世界グランプリチャンピオンのジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)の下で、打撃のスキルも磨いてきた。
アバソフはまた、階級をミドル級に上げ、ONEの2階級世界王者アウンラ・ンサン(ミャンマー)に挑むことにも関心を示している。
アウンラ・ンサンと同様、2階級でベルトを手にし、両方のベルトを防衛していきたいと思っているのだ。
アバゾフにとって残念なことに、アウンラ・ンサンはONEチャンピオンシップの2020年の大会スケジュールが再開した時には、仇敵ビタリー・ビグダシュ(ロシア)との3度目の対戦を迎える予定だ。さらにはライニアー・デ・リダー(オランダ)もアウンラ・ンサンとの対戦を待っている。
それでも、アバソフは落胆することはない。
「ミドル級に上げて、ベルトを賭けてチャンピオンに挑戦したい。今のところ、新しい知らせは何もないが、この試合が実現することも願っている」
結局のところ、次の対戦相手がナカシマであろうと、アウンラ・ンサンであろうと、もしくは他の選手であろうとアバゾフにとっては問題ではない。
ただ目の前の相手を倒し、勝ち続けていくことだけを考えているのだ。
「次の試合がいつで、相手が誰かは気にしていない。自分にとっては重要ではない」
「次の試合の日程が組まれることを願っている。それがONEの仕事であり、自分の仕事は次の相手を倒すこと」
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