【3/26大会】ONE X、キックGP決勝とホルツケン対ムルタザフも

Sitthichai Sitsongpeenong and Davit Kiria stare each other down

ONEチャンピオンシップの10周年記念イベントに、ビッグなキックボクシングマッチ2試合が加わることになった。

3月26日(土)、シンガポール・インドアスタジアムで行われる「ONE X」では、3位コンテンダーのシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と4位のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)による、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ決勝が行われる。

さらに、元ONEライト級キックボクシング世界タイトル挑戦者のニキー・ホルツケン(オランダ)とイスラム・ムルタザフ(ロシア)の重要な対決もある。

シッティチャイとアラゾフは、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ決勝までたどり着いた。

シッティチャイは、昨年10月の準々決勝で5位のタイフン・オズカン(トルコ)を破り、準決勝ではダビッド・キリア(グルジア)に勝利。

アラゾフは準々決勝で、2019年のトーナメント準優勝者のサミー・サナ(フランス/アルジェリア)に勝利。さらに、スモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)を準決勝で破り、決勝進出を決めた。

3月26日に決定するONEフェザー級キックボクシング世界グランプリの優勝者は、名誉ある大会の銀色のベルトが授与され、初代ONEフェザー級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーボン(タイ)への挑戦権を獲得する。

さらに、ホルツケン対ムルタザフは、ONEライト級キックボクシング世界タイトル戦線での立ち位置キープをかけた重要な一戦。

オランダのレジェンド・ホルツケンは、ONEスーパーシリーズに参戦して以来、コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)をノックアウトし、ムスタファ・ハイダ(イタリア)に判定勝ち。

現王者のレギン・アーセル(オランダ)とフルラウンドの戦いを2度繰り広げて両方とも敗れたものの、その後エリオット・コンプトン(オーストラリア)、ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア)を見事なノックアウトで下している。

対するムルタザフは昨年12月のONEデビュー戦で、アーセルをギリギリまで追い詰めた。最終的には、スプリット判定で苦杯をなめたが、今回の対戦で説得力のあるパフォーマンスができれば、アーセルとの再戦も実現するかもしれない。

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「ONE X」についての最新情報は今後もONE公式ホームページでお届けする。

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