【7/6大会】カン・ジウォン、グリシェンコ戦「一番の武器を生かす」

Kang Ji Won Mikhail Jamal Abdul Latif ONE Fight Night 18 11 scaled

7月6日(土)の「ONE Fight Night 23」でカン・ジウォン(韓国)は、元ONEヘビー級MMA暫定世界王座決定戦に出場したこともあるキリル・グリシェンコ(ベラルーシ)とヘビー級MMAマッチで対決する。

タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで行われるこの試合では、連勝としてタイトルマッチ出場のチャンスを手繰り寄せたいところだ。

カンはONEで4勝(4KO)としており、間違いなくヘビー級MMAで有数の破壊力を誇るパンチの持ち主。

対するグリシェンコは総合力が高く、一流のグラップリングスキルと巨大な体格で知られる。このため、カンは今回の試合が決して簡単なものにはならないことを認めている。

「彼はすごいレスラーで、背も高く、スタミナもすごい。客観的にみても、すぐに弱点が見つかるようなタイプのファイターではない。パワフルなファイターだ」

相手の多様なスキルを考慮すれば、「ONE Fight Night 23」での試合であらゆるシナリオに対して準備をするのは大変な作業になるだろう。

代わりにカンは強烈なパンチ力や電光石火のスピードなど、自身の強みを磨き上げることに集中しているという。

「コンディションを最高潮にするために、たくさんトレーニングをしている。重要なのは、試合で自分の一番の武器を生かせるように、スピードなどの自分一番得意な分野を鍛え、進化させ続けることだ」

カンはゲームプランの詳細を明かすことはなかったものの、きっとそのトレードマークのアグレッシブさやエキサイティングな戦いぶりを見せてくれるに違いない。

カンは試合にむけてこうコメントしている。

「リングに上がってみないとわからないが、前に出るプレッシャーに集中してフットワークに気をつけて、試合を通じて相手を苦しめたいと思う」

レスリング経験豊富な相手に「総合的な対策」

カン・ジウォンは、今回のキリル・グリシェンコ戦でONEで5度目のノックアウトを決めて、100パーセントのフィニッシュ率をキープするためには、強固なテイクダウン・ディフェンスが必要だと承知している。

グリシェンコはグレコローマン・レスリングで何度も欧州チャンピオンに輝いており、出身国のオリンピック・トレーニングセンターでコーチを務めた経験もある。

一方のカンは生粋のストライカー。このため、当然ながら試合をスタンド戦で進めたいと思っているようだ。

「総合的な対策を練るように頑張っている。テイクダウンのディフェンスは重要だ。だが、自分の持っている武器を使って試合を優位に進めることを重点としている」

「これまでずっとレスラーやグラップラーと対戦をしてきた。だから、グラップリングのディフェンスに取り組むのは、事前特訓では当たり前にやっていることだ」

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