《8.2マニラ大会》王者ニューイェンに挑む松嶋 「そのベルト、オレに譲ってもらいます」

Koyomi Matsushima DC 2033

ONEチャンピオンシップ参戦から約1年―。ついに、このときがやってきた。

8月2日(金)にフィリピンのマニラで開催される「ONE: DAWN OF HEROES」でマーティン・ニューイェンが君臨するONEフェザー級世界王座に挑戦する松嶋こよみ。メインイベントでは、ベルトを欲し続けた松嶋にとって、待望のタイトルマッチが行なわれる。

前回の試合では、韓国の難敵クォン・ウォンイルを相手に3-0の判定勝ち。昨年9月のONEデビュー戦では、元ONEフェザー級世界王者のマラット・ガフロフにTKO勝利を収めている。

しかし、勝利の代償は大きく、クォン戦で復帰するまで、右拳の手術で約9ヶ月間の厳しいリハビリ期間を過ごした。

「ガフロフ戦の頃と比べて、自分は成長したと思います。精神的な部分もそうだし、技術的な成長は日々、練習で感じています。1年前よりずっと強いと感じています。でも、これで完成なんてことはない。もっと上を目指していくつもりだし、試合までにとことん詰めます」

8月2日は、待ちに待ったタイトルマッチだ。ニューイェンは簡単な相手ではない。確かな実績と強さを誇る。

「二階級を制しているし、穴の少ないコンプリートファイターですね。ONEと契約したときに、ニューイェンとクリスチャン・リーの試合を観戦しました。会場で、このレベルまで行こうと誓い、それがようやく実現しました」

「注意しないといけないのは右のパンチ。ガードしても、上から効いてくる可能性があるので、しっかりと距離を取って闘いたい」

おそらく、松嶋のキャリアのなかで、ニューイェンは最も強い対戦相手だろう。そして、これからも松嶋は、強敵と闘っていくはずだ。

「誰が相手でも勝てるように、日々鍛錬をするだけです。試合ではKOを狙うということはしません。ノックアウトアーティストなんて思ってほしくないし、KOでも判定でも、勝つことが大事。空手もレスリングもできるので、立っても寝ても優位に立てると思います」

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ニューイェンも打撃は強力だが、その卓越したレスリング技術で倒すことができれば、王者は松嶋のパウンドを浴びることになるだろう。

「ニューイェンは本当に強い選手。だからこそ、闘えて嬉しい。激しく、長い闘いになるかもしれないが、最後まで実力を出し切れるようにトレーニングをしています」

最後に松嶋はニューイェンにメッセージを送った。

「そのベルト、オレに譲ってもらいます」

 

フィリピン・マニラ | 8月2日(金) | 20時(日本時間) | ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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