【7/15大会】ONE Fight Night 12、メインはクリークリャ vs. エクシェジャ、日本からは若松佑弥が出場
ONEチャンピオンシップが7月15日(土)にタイ・バンコクで開催する「ONE Fight Night 12」のメインイベントが確定した。
ONEライトヘビー級キックボクシング世界チャンピオンのローマン・クリークリャ(ウクライナ)が、フランシェスコ・エクシェジャ(アルバニア)を迎え、3度目のタイトル防衛に臨む。
クリークリャはONEではこれまで無敗で、5連勝(4KO)としている。
2019年11月のONEデビュー戦では、タリック・ケバベス(モロッコ)をフィニッシュして初代王者に。その後、アンドレイ・ストイカ(ルーマニア)に圧勝、ムラト・アイグン(オランダ / トルコ)をノックアウトし、2度の防衛に成功している。
直近の試合のONEヘビー級キックボクシング世界グランプリ決勝では、それまで対戦戦績1勝1敗同士としていたイラジ・アジズプール(イラン)を第2ラウンドでフィニッシュしている。
「ONE Fight Night 12」では、無敗キープを目指すことになるクリークリャだが、そのためには自信あふれる挑戦者・エクシェジャを倒さなければいけない。
エクシェジャは2月、ストイカを破ってONE初勝利。ONEライトヘビー級キックボクシング世界王座への挑戦権を獲得した。
ベテラン選手との対戦経験が豊富なエクシェジャ。ストイカ戦での勝利に続き、7月15日には大金星を挙げようと意気込んでいるに違いない。
「ONE Fight Night 12」では、他にも注目の対決が目白押し。フェザー級トップ5のゲイリー・トノン(米国)とシャミル・ガサノフ(ロシア)の対戦も行われる。
2位のトノンはグラップリングの名手。MMAでは2022年3月のONEフェザー級世界タイトルマッチで、タン・リー(ベトナム / 米国)にノックアウトされ初にして唯一の黒星を付けられている。しかし、今年1月にはジョニー・ヌネス(米国)に一本勝ちとして見事復活を遂げた。
現在MMA戦績は7勝1敗。今回の試合では5位ランカーのガサノフを倒し、2度目のタイトル挑戦へのステップとしたいところだ。
対するガサノフは、戦績13勝0敗。昨年10月にキム・ジェウォン(韓国)に一本勝ちしている。今年2月に組まれた元2階級ONE世界王者のマーティン・ニューイェン(オーストラリア / ベトナム)戦は実現しなかったものの、急上昇を続けようと気合を入れていることだろう。
数ヶ月前からガサノフは、フェザー級最強のグラップラーを決めようとトノンへの対戦を呼びかけていた。そして、7月15日にはその結果が判明することになる。
「ONE Fight Night 12」のフルカードは以下の通り。
ONE Fight Night 12: Kryklia Vs. Xhaja のフルカード
- ローマン・クリークリャ vs. フランシェスコ・エクシェジャ (ONEライトヘビー級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- ゲイリー・トノン vs. シャミル・ガサノフ (MMA – フェザー級)
- エリアス・マムーディ vs. タギール・カリロフ (ムエタイ – フライ級)
- シェ・ウェイ vs. 若松佑弥 (MMA – フライ級)
- ボルター・ゴンサルベス vs. バンマ・ドゥオジ (MMA – フライ級)
- タンミ・ムスメシ vs. アマンダ・アレキン (サブミッション・グラップリング – ストロー級)