【4月大会】ONE On TNTのリードカードが確定
ONEチャンピオンシップは最近「ONE on TNT」 の第1シーズンのメインカードを発表したばかりだが、ついに今、4月の全大会のリードカードが確定した。
以下、文中の時間はいずれも日本時間。
元ONEウェルター級世界タイトル挑戦者タイラー・マグワイア(米国)が4月8日(木)の「ONE on TNT I」で、リードカードの主役を務める。
米空軍二等軍曹でプロ戦績12勝1敗のマグワイアは、ロシアのフィニッシャー、レイモンド・マゴメダリエフと対戦。次にONEウェルター級世界チャピオンのキャムラン・アバゾフ(キルギス)の次の挑戦者を決めることになるかもしれない重要な戦いだ。
また、ONEスーパーシリーズのヘビー級キックボクシングで、ラーデ・オパチッチ(セルビア)とパトリック・シミッド(スイス)の対戦も。
この試合はもともと1月の「ONE: UNBREAKABLE」で予定されていたが、シミッドのコーナーマンが新型コロナウイルスの検査で陽性となった。現在チームは全てクリアとなり、待望の試合がついに実現する。
イベントのキックオフを飾るのは、ヘビー級総合格闘技マッチ。オマール・ケイン(セネガル)とアミル・アリアックバリ(イラン)のチームメイトのメフディー・バルギが対戦する。
4月15日(木)にお届けする「ONE on TNT II」でリードカードのメインを飾るのは、最近ONEと契約したばかりのカナダのヘビー級、ダスティン・ジョインソン。
同じくONEデビューを飾るイスラム・アバソフ(ロシア)と対戦する。アバソフは、無敗のノックアウトアーティストで、これまで全ての対戦相手を第1ラウンドで下しており、うち4人は開始1分以内に仕留めている。
ONEスーパーシリーズのバンタム級ムエタイマッチも行われる。レジェンドのリアム・ハリソン(イギリス)とポンシリ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)の対戦は、火花が飛び散る戦いになること間違いなしだ。
いつものように、ONEスーパーシリーズムエタイでは4オンスの総合格闘技グローブで行われるため、大興奮の立ち技バトルが楽しめるだろう。
オープニングを飾るのは、13回ブラジリアン柔術の世界チャンピオンになったマーカス・アルメイダの総合格闘技デビュー戦。
現代のレジェンドともされるアルメイダとヘビー級マッチで戦うのは、これまで全ての敵を第1ラウンドでフィニッシュしているカン・ジウォン(韓国)だ。
4月22日(木)の「ONE on TNT III」リードカードのメインマッチは、フライ級総合格闘技の若手トップコンテンダーによる重要な一戦が行われる。
4位コンテンダーの若松佑弥と5位コンテンダーのリース・マクラーレン(オーストラリア)という、勢いがある選手同士の組み合わせだ。ONEフライ級世界タイトルに挑戦するチャンスを得るために負けられない試合だ。
この試合の前には、最激戦区のONEスーパーシリーズのフェザー級キックボクシングで、チンギス・アラゾフがONEデビュー戦。エンリコ・ケール(ドイツ)と対戦する。
オープニングマッチはバンタム級総合格闘技マッチで、アメリカの新星トロイ・ウォーゼンと、5位コンテンダーの上久保周哉が対戦する。
イベントシリーズの最後を飾る4月29日(木)の「ONE on TNT IV」では、雪辱の機会を待つ元ライト級総合格闘技のランカー同士の戦いが行われる。
昨年12月、元フェザー級王者のマラット・ガフロフ(ロシア)を相手にスプリット判定でキャリア初の敗戦を喫したハワイのグラップリングの達人ローウェン・タイナネス(米国)が、同じく初黒星を昨年11月にティモフィ・ナシューヒン(ロシア)戦で喫したピーター・バウシュト(オランダ)が対戦する。
勝てばONEライト級世界タイトル戦線に返り咲きが狙えるが、逆に負ければ、注目の階級で急落することになる一戦だ。
元ONEフライ級ムエタイ世界王者ジョナサン・ハガティー(イギリス)の久々の復帰戦も予定されている。現在2位コンテンダーのハガティーは、4位のエリアス・マムーディ(アルジェリア)と対戦する。
大会の幕開けを飾るのは、女子フライ級総合格闘技マッチ。コルビー・ノースカット(米国)とソヴァナリィ・エム(カンボジア / 米国)が対戦する。
「ONE on TNT」イベントシリーズの最新情報は今後もONE公式ホームページでお知らせする。
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