【2/7大会】レアンドロ・アタイデス「打撃でも寝技でもOK」
2月7日(金)にインドネシア・ジャカルタで開かれる「ONE:WARRIOR’S CODE」で、アタイデスはライニアー・デ・リダー(オランダ)と対戦する。ノックアウトにせよサブミッションにせよ、フィニッシュ勝ちを収めて前回やり残した仕事の続きから始めるつもりだ。
相手のデ・リダーはここまで無敗という強豪。良い形で勝利を手に入れられれば、タイトル戦挑戦者の候補に名乗りを挙げられると、アタイデスは信じている。
「ライニアー(デ・リダー)は自分と同じく良いファイターだ。この階級で自分たち2人を置いて、(ONEミドル級世界王者のアウンラ・ンサンと)戦える選手はいないのではないかと思う」
「本当に世界王者になりたいし、目指したい。この次の戦いがタイトル戦になることを願っているから、自分が挑戦者にふさわしいことを示せるよう、最善を尽くすつもりだ」
アタイデスの夢の実現の前に立ちはだかっている男は、そう簡単に倒せる相手ではない。デ・リダーの戦歴は11勝0敗、しかもフィニッシュ率は100%と完璧だ。2019年にONEに参戦し、ここまでの2試合でも素晴らしいフィニッシュ勝ちを見せてきた。
アタイデスはその間、予定されていたビタリー・ビグダシュ(ロシア)との試合が流れ、ただ待つしかなかった。
アタイデスは試合には出ていなかったが、ジムから離れることはなかった。久々となる今回の試合で、以前より圧倒的に強くなったところを見せられると信じている。
- 【2/7大会】ジャカルタでペットモラコットとユスポフが王座戦「ONE: WARRIOR’S CODE」
- 【2/7大会】松嶋こよみ、佐藤ルミナに憧れて
- 【2/7大会】WARRIOR’S CODEオンライン観戦ガイド
「トレーニングはずっと続けていたし、ONEからのどんなオファーも受けられるよう準備していた」
「自分のバックグラウンドはブラジリアン柔術だし、世界チャンピオンだ。だからブラジリアン柔術の寝技を重点的にトレーニングしてきた。そのほうが慣れているし自然だから」
「それに、ボクシングのスキルも磨いてきたから、試合をフィニッシュで終わらせるのに役立つと思う。自分がやってきたこと、どうトレーニングしてきたかを見せたいし、ケージの中では全てを出し尽くしたい」
アタイデスがONEで挙げたフィニッシュ勝ちは全て、ノックアウトによるもの。そのため、最も優れたグラップラーの1人だということを、つい見落としてしまいそうになる。
アタイデスは、ブラジリアン柔術の世界チャンピオンに5度も輝いた実績がある。だが、デ・リダーは、アタイデスをグラウンドで圧倒しフィニッシュできると話していた。
自分と同じくブラジリアン柔術の黒帯だけに、アタイデスはデ・リダーのグラウンドでの強さに敬意は払う。だが試合がグラウンドゲームで劣勢に立つことは考えにくいと見る。
「自分をサブミッションした相手はいない。(デ・リダーは)試してみたらいいと思う」
「彼は良い選手だ。だからここまで負けたことがない。打撃よりは寝技の方が得意だと言える。試合を良くコントロールできるが、動きが遅い」
相手がどういう戦いを仕掛けてこようと、アタイデスは自信がある。デ・リダーがグラップリング(組み技)の勝負に来るなら、これまでに数々の成功を収めてきたようなスキルでもって、喜んで迎え撃つだろう。
「どういう風に勝負するか、決めてもらってかまわない。打撃でも寝技でも」
「試合は第1ラウンドで、自分の寝技で決着がつくこともあり得る」
ジャカルタ|2月7日 (金) |ONE:WARRIOR’S CODE|公式アプリで生中継(無料)|日本公式Twitter|日本公式Instagram