【8/27大会】平田樹戦へ、リン・ホーチン 「自分は最も危険な対戦相手」

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リン・ホーチン(中国)は、平田樹が強力なスキルを有していると知っており、両者の対決は8月27日 (土)にシンガポール・インドア・スタジアムで行われる「ONE FIGHT NIGHT 1: Moraes vs. Johnson II」で、スリリングなMMAマッチになると考えている。

北米のゴールデンタイムでも生配信される同大会のリードカードで、経験豊富なストライカーのリンは、強力なグラップラーである平田と対戦する。

リンはどのような相手でも相手にする準備ができていると信じており、この試練を楽しみにしている。

リンはこう話している。

「ONEチャンピオンシップの選手は全員、プロとしてのスキルを持っていると思う。だから、どんな試合でも真剣に臨む。平田は自分とはまったく違ったスタイルだけど、素晴らしい試合になると思う」

リンは、中国式キックボクシングとして知られる散打(サンダ)出身で、7年前からMMAに参戦し、グラウンドの技術向上に励んできた。

対する平田は柔道出身で、総合格闘技デビューをして以来、立ち技のスキルを磨いている。

総合力を高めようとしている両者だが、強みは違う。このため、リンは相手の弱みを突いて、8度目のKO勝利を狙いたいと意気込んでいる。

リンはONEチャンピオンシップにこう話している。

「平田はグラップリングが得意だと思う。女子選手の中で有数のグラップラーとして評価されているが、ストライキングや距離のコントロールが弱みだ」

「柔術の技術は大きな賞賛に値するが、試合の中では自分こそが最も危険な相手だと示したい」

リン・ホーチン「平田樹に2敗目を」

平田樹は元アトム級のトップ5コンテンダーで、3月にジヒン・ラズワン(マレーシア)にMMAキャリア唯一の黒星を喫した。

リン・ホーチンはこの試合を詳しく研究したといい、今回の対決でONEチャンピオンシップで2連敗とさせることができると考えている。

リンはこうコメントしている。

「あの試合で弱点が見えた。彼女の初めての黒星だったけれど、この黒星が最後にはならないと行動で証明するつもり」

平田は前回の敗北以来、進化へ多大な努力を重ねてきた。米国にも修行に行き、マット・セラやレイ・ロンゴ、ムエタイのネスター・マルテといった伝説的なコーチたちとトレーニングをしてきた。

だが、リンはこうしたことには動じていないようだ。自身もトレーニングキャンプで、手を抜かずにハードワークをし、15勝3敗1分というプロ戦績を築いたという自負がある。そして、8月27日にはいつも通り、力強い戦いぶりを披露するつもりだ。

リンはこう付け加えた。

「(平田が)この試合のためにハードワークをしてきたこと、柔術の技術を磨き続けていることは知っている。けれど、自分だって怠け者じゃない。自分も誰にも負けないくらい頑張ってきた。だから、この試合には自信を持って臨む」

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