【6/8大会】野杁正明のデビュー戦、ONE 167でシッティチャイと
ONEチャンピオンシップとの独占複数試合契約締結を発表したばかりの元K-1ワールドGP2階級王者の野杁正明のデビュー戦が決定した。
6月8日(土)にタイ・バンコクのインパクト・アリーナで行われる「ONE 167: Stamp vs. Zamboanga」のフェザー級キックボクシングマッチで、3位コンテンダーのシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と対決する。
30歳の野杁は日本のキックボクシング界で49勝11敗、フィニッシュ率51%という記録を築き上げ、近年では元K-1ワールドGPスーパーライト級王者の安保瑠輝也や、元K-1ワールドGPミドル級王者ハッサン・トイ、ルーマニアの団体「スーパーコンバット」ミドル級王者のアマンシオ・パラスキフ、Krushのウェルター級王座を獲得した寧仁太・アリや加藤虎於奈をノックアウトしている。
さらに、K-1ワールドGPのウエルター級とスーパーライト級に加え、Krushのウェルター級とWBCムエタイ日本スーパーライト級タイトルも獲得している。
対するシッティチャイは、ムエタイとキックボクシングを合わせて8度世界チャンピオンに輝いており、通算戦績は128勝35敗5分。
ONE参戦以来、現ONEフェザー級ムエタイ世界チャンピオンのタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)ら強豪を相手に白星を挙げている。
だが、最近ではシッティチャイはスランプに苦しんでいるようだ。
直近では2位コンテンダーのマラット・グレゴリアン(アルメニア)とモハメド・シアサラニ(イラン)に立て続けに黒星を喫し、この15年で初めてとなる連敗中だ。この悪いサイクルを断ち切るためにも、野杁を相手に勝ち星を上げたいと意気込んでいるに違いない。
「ONE 167」についての最新情報は、今後もONE公式ホームページでお知らせする。