【2/11大会】山口芽生、ONE: BAD BLOODに緊急参戦
2月11日(金)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される「ONE: BAD BLOOD」で、ジヒン・ラズワン(マレーシア)は急遽、ONE世界タイトルに2度挑戦したアスリートと対戦することになった。
ジヒンは元々メインカードでジェネリン・オルシム(フィリピン)と対戦する予定だったが、オルシムは怪我で欠場に。代わってリードカードで山口芽生を迎え撃つことになった。
緊急参戦することになった山口は、プロのMMAファイターとして35試合を経験しており、23歳のジヒンのキャリアの中で最も経験豊富な相手となる。
だが、アトム級トップを目指すジヒンはこうしたチャレンジを必要としていた。
前回の試合でビー・ニューイェン(ベトナム / 米国)を倒したジヒンは、最近ONE女子アトム級世界グランプリで注目を集めたこの活気あふれる階級でその勢いをキープしたいと考えている。
一方の山口にとっては、ONEの舞台で次世代の新星と戦い、ベテランとしての経験を見せつける絶好のチャンスだ。
山口はアトム級の女王のアンジェラ・リー(シンガポール)と2度にわたってフルラウンドの戦いを繰り広げており、これらの試合は今もONEの歴史の中でも傑出した戦いとされている。そして、山口はまだ戦えると証明したいと意気込んでいる。
しかし39歳の山口にとって挫折は許されない。このため、今回の対戦には全力で臨むことだろう。
「ONE: BAD BLOOD」のメインイベントは、 ONEバンタム級世界チャンピオンのビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)が1位コンテンダーのジョン・リネカー(ブラジル)を迎え防衛戦。また、コーメインイベントでは、アナトリー・マリキン(ロシア)とキリル・グリシェンコ(ベラルーシ)がONE暫定ヘビー級世界王座をかけて対決する。
最新情報は今後もONE公式ホームページでお知らせする。
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