2020年飛躍期すメン・ボー「山口芽生と対戦機会を」
メン・ボー(中国)の2019年のスタートは思い通りには行かなかったが、その後ONEチャンピオンシップにデビューを果たし、大きな印象を残すことができた。
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Posted by ONE Championship on Saturday, November 16, 2019
メンは2019年初めに予定されていた”V.V Mei”こと山口芽生との試合をケガで辞退。11月にようやくONEデビューした。
中国・北京で11月に開かれた「ONE:AGE OF DRAGONS」で、メンはラウラ・バリン(ブラジル)と対戦し、第1ラウンド半ばでノックアウト勝ちを決めた。それはメンが思っていた以上の喜びだった。
「本当にもっと早く(デビュー)すべきだった。でもケガをしてしまったから」
「ONEのステージに立つ自分を何度も想像した。最高の気分だったしこれまでで一番うれしかった。あそこにいつまでも立っていたいくらい。戦い続けられる限り、あそこに立っていたい」
それがメンの2019年の唯一の試合だった。
だが23歳のメンはその勝利からやる気を得た。2020年はケガの後遺症を克服し、飛躍を遂げる年にしたいと思っている。
「できるだけたくさん戦いたいと思っている。でもそれは自分の状況とONEのスケジュールにもよる」
メンは女子アトム級のランキングを面白くしてくれる存在だ。第1ラウンドでの勝利は、同階級の他の選手が脅威に感じるものだったし、メン自身もトップの選手たちと戦っていけると思っている。
総合格闘技の中国チャンピオンに2度輝いた実力を持つメンは、タイトル挑戦を待ち望む選手たちの列を飛ばしていくつもりはない。ONE世界王者の座に向け、1人のエリート選手の存在を視野に入れているのだ。
「アトム級の選手はみんな、高いレベルにいる。正直に言うと、アンジェラ・リー(シンガポール)と対戦できたらいいのにと思う。チャンピオンになるチャンスはどの選手にもあると思っている」
「もう1つささやかな願いがある。山口と対戦することになっていたが、ケガでできなかった。彼女と戦う機会をもう一度もらえたらと思っている」
ONE女子アトム級世界タイトルに2度挑戦した山口を倒すことができれば、メンの世界戦挑戦の確率も間違いなく高まるだろう。
ベテランの山口を倒すのは簡単ではない。だが格闘技で最大の賞であるONE世界タイトルを獲ることはメンの目標であり、どんな壁も乗り越えていくつもりだ。
「2020年には世界タイトル戦への挑戦という夢を叶えたい」
「世界タイトルが自分のモチベーションだ。疲れた時や前に進めない時、タイトルが自分を待っていると考えるとやりきることができる」
「アンジェラ・リーと対戦するチャンスがあると思う。自分が強くなる間に彼女も強くなるだろうから、自分に言えるのは、素晴らしい試合になるだろうということだけ」