【1/14大会】ONE Fight Night 6フルカード、ムスメシに新挑戦者
ONEチャンピオンシップの2023年の幕開けを飾るイベントののメインカードが正式に決定した。
タイ・バンコクのインパクト・アリーナで1月14日 (土)に行われる「ONE Fight Night 6」では、当初発表されていた内容から変更もあった。マイキー・ムスメシ(米国)は、ロシアのサヤン・ヘルテックを迎え、初の世界タイトル防衛戦を行う予定だった。だが、ヘルテックは負傷のため欠場に。
代わって、2022年のサンボ世界選手権で金メダルを獲得したばかりの危険なグラップラー、ガントゥムル・バヤンドゥレン(モンゴル)が出場する。
ムスメシの試合以外にもメインカードで変更があった。
もともと出場が予定されていた前王者のイリアス・エナッシ(オランダ / モロッコ)は、水抜き減量なしでフライ級リミット体重61.2kgへの調整が不可能となり、王座を返上した。
これを受けコーメインイベントでは、スーパーレック・キアトモー9(タイ)とダニエル・プエルタス(スペイン)が空位となったONEフライ級キックボクシング世界王座をかけて対戦する。
さらに、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)は、プエルタに代わって出場するジドゥオ・イブ(中国)とフライ級キックボクシングマッチで対決する。
さらに、元2階級王者のアウンラ・ンサン(ミャンマー)は、ファン・ロン(中国)とのミドル級MMAマッチでの対戦が予定されていたが、ファンが新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したため、出場できなくなった。
このため、アウンラ・ンサンは、ジルベルト・ガルバォン(ブラジル)とキャッチウェイト(97.5kg)マッチで対戦する。
メインカードのオープニングマッチに登場するのは、フェザー級2位コンテンダーのゲイリー・トノン(米国)。昨年3月にONEフェザー級世界タイトルに挑戦して敗北して以来となるMMAマッチだ。
トノンは、北米のゴールデンタイムで配信されるこの大舞台で、世界王座への再挑戦に向けて勢いをつけるチャンスを得ることになる。
対するは同じく米国のジョニー・ヌネス。ライト級からより本来の体重に近い階級に転向し、新たなスタートを切る。
メインカードに続き、watch.onefc.comまたはONEチャンピオンシップのユーチューブチャンネルでは、エキサイティングな生配信カードも行われる。
“スーパーガール”ことアンナ・ジャルーンサック(タイ)とエカテリーナ・ヴァンダリーバ(ベラルーシ)は、待望の再戦となるストロー級ムエタイマッチで激突。日本からは佐藤将光が出場し、キャッチウェイト(64.7kg)MMAマッチでキム・ジェウォン(韓国)と対決する。
「ONE Fight Night 6」のフルカードは以下の通り
ONE Fight Night 6 のメインカード
- スーパーボン vs. チンギス・アラゾフ (ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- スーパーレック・キアトモー9 vs. ダニエル・プエルタス (ONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- マイキー・ムスメシ vs. ガントゥムル・バヤンドゥレン (ONEフライ級サブミッション・グラップリング世界タイトルマッチ)
- スタンプ・フェアテックス vs. アニッサ・メクセン (混合ルール・スーパーファイト– アトム級)
- アウンラ・ンサン vs. ジルベルト・ガルバォン (MMA – キャッチウェイト97.5KG)
- ロッタン・ジットムアンノン vs. ジドゥオ・イブ(キックボクシング – フライ級)
- ゲイリー・トノン vs. ジョニー・ヌネス (MMA – フェザー級)
ONE Fight Night 6 メインカード終了後に生中継
- アンナ・ジャルーンサック vs. エカテリーナ・ヴァンダリーバ (ムエタイ – ストロー級)
- キム・ジェウォン vs. 佐藤将光(MMA – キャッチウェイト 64.7KG)