【1/10大会】リードカード—三浦彩佳が勝利

１月10日（金）にタイ・バンコクで行われた「ONE: A NEW TOMORROW」では、リードカードにエキサイティングな２試合が組まれた。

三浦彩佳３戦連続一本勝ち

ストロー級総合格闘技マッチに登場した三浦彩佳は秀逸なグラップリングで、マイラ・マザール（ブラジル）を相手にサブミッションで勝利を挙げ、ONEチャンピオンシップで３戦連続の一本勝ちとした。

三浦は第１ラウンド、トレードマークの袈裟固めアメリカーナを決めにかかったが、途中で肩固めに。だがマザールは、ラウンド終了まで耐え切った。

だが第２ラウンドが始まると、三浦はマザールに組みつく。リングのコーナーまで引きずっていくと、そこから寝かせてサイドを奪い、再び得意の袈裟固めアメリカーナに。第２ラウンド３分１秒でタップを奪った。

この勝利で三浦は戦績を10勝２敗（無効試合１）とした。

ロサウロがONE初勝利

フェザー級総合格闘技マッチでロエル・ロサウロ（フィリピン）はヨハン・ムリア・レゴウォ（インドネシア）をユナニマス判定で下した。

試合序盤、31歳のロサウロは積極的に前に出てありとあらゆる打撃を繰り出した。一方、レゴウォはテイクダウンを狙う。だが、ロサウロは振り切ってローキックとボディへの攻撃で逆襲した。

レゴウォは、第２ラウンドで調子を上げ、抜群のタイミングのカウンターパンチとクリンチからの膝を繰り出す。だが、ロサウロは、激しいボディーブローで応酬。終盤では、フックやキックを相手のボディに見舞った。

レゴウォは再び試合をグラウンドに持ち込もうと試みたが、ハイキックを繰り出すロサウロを止めることはできなかった。

ロサウロはONE初勝利を挙げ、総合格闘技での戦績を５勝３敗とした。

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