【12/6大会】モハメド・アイマン「チェン・ルイを第3Rでフィニッシュ」
モハメド・アイマン(マレーシア)は、ONEチャンピオンシップのバンタム級でエキサイティングな才能の持ち主として台頭した。そして12月6日(金)の大会で、その地位を確固たるものにしようと企んでいる。
アイマンは、地元マレーシアの首都クアラルンプールで開催される「ONE: MARK OF GREATNESS」で、チェン・ルイ(中国)と対戦する。
その有り余るエネルギー、溢れる想像力、予測不可能なスタイルでファンの心を掴んでいるアイマンは、今年の8月にフィリピンで開催された「ONE:DAWN OF HEROES」でのスノト戦で実力を発揮し、ユナニマス判定で勝利を収めた。
今回は、大会ハイライトに選ばれるようなフィニッシュを狙い、母国のファンの記憶に残る試合にしようと考えている。試合に先立ち、独占インタビューに応じた。
ONEチャンピオンシップ:チェン・ルイとの試合をオファーされた時の反応は?
モハメド・アイマン:ずっとクアラルンプールで試合がしたいと思っていたから、ONEからチャンスをもらえてうれしい。
マレーシアで戦えることにすごく興奮している。ホームではしばらく試合をしていなかったし、母国でケージに入ると、違うフィーリングも感じる。上手く言葉では言い表せない気持ちになるんだ。
ONE:マレーシアでの試合が特別な理由は?
アイマン:地元で声援をもらえるのは、自分にとって有利になる。以前から、地元のファンの前で試合をして、自分たちマレーシア人が国際的な舞台で成功を収められることを証明したいと思っていた。
自分のパフォーマンスで周りの人たちに影響を与えたい。試合後に家族に会えるのも大きいね。もちろん、ファンに会えるのも。
ONE:対戦相手について聞きたい。彼の長所、弱点についてはどう見ている?
アイマン:彼の長所でもあり弱点でもあるのは、基本に忠実な選手ということ。それは、良くも悪くもある。彼のような選手との試合は好きで、アドバンテージを取る方法も心得ている。彼はONEでは新顔だね。自分の方がケージとリングで戦ってきた経験が豊富にある。
ただ、基本に忠実なのは悪いことではないんだ。格闘家ならば、対戦する相手の力を決して軽視できない。でも、こういう状況は好きなんだ。特に今回はホームの観客が支えてくれるからね。
彼が勝った試合を何戦か見た。複数の分野に優れた選手だね。似たようなパフォーマンスが自分に通じるかどうかは、やってみれば分かる。
ONE:インドネシア・バリでのトレーニングキャンプは順調?
アイマン:いつも何かしら起こるから、どのトレーニングキャンプもしんどい。でも、勝ち負けにかかわらず、ベストを尽くしたい。
(所属先のジム)「Bali MMA」のコーチ、チームメートを含む全員が、自分がアスリートとして成長できるように常に協力してくれている。成長の度合いに関係なく、自分はレベルアップしている。
ONE:近年Bali MMAからワールドクラスのアスリートが数多く輩出されている。今のような時期に、選手たちはどうやってお互いを助け合っている?
アイマン:スノト戦が終わってからは、他のプロ選手のサポートに多くの時間を費やした。毎週か毎月単位で選手の試合があるから、うちのコーチはいつも忙しい。準備期間もそうだし、移動の時間もあるからね。僕たちは、いつだって試合に向けたキャンプで練習する友人の力になろうとしている。最高のフィーリングだよ。
ONE:最近意識していることは?
アイマン:コーチからは、常に基本と攻撃の部分を研ぎ澄ますように言われている。それが大事なことだと思う。自分はあらゆる部分に秀でていると思うから、今は強みの部分を絞ることを意識している。
ONE:新たなファンに自分を印象づけるとしたら?
アイマン:僕の才能で秀でた部分は、パフォーマンスとファンを喜ばせることだと思っている。それ以外の部分は、クアラルンプールでの試合で見せたい。楽しみにしているし、自分自身ですら予想だにしないようなパフォーマンスをするだろう。来週の金曜日に、どういう試合になるかはわからない。
ONE:最後に、チェン・ルイとの一戦の結末はどうなると思っている?
アイマン:第3ラウンドに打撃かサブミッションでフィニッシュできると思う。彼は優れたアスリートだけれど、ファンに特別な一夜をプレゼントする準備は整っている。家族も観に来てくれるし、みんなの記憶に残る試合にしたい。
クアラルンプール | 12月6日 (金) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)