【10/25大会】キック王座再戦、ホルツケン「前回以上の激闘に」

Nieky Holzken Regian Eersel DC 9295

ニキー・ホルツケン(オランダ)は、前回5月の試合で味わった屈辱からのリベンジを果たすため、全てを捧げてトレーニングに打ち込んできた。

10月25日(金)にインドネシア・ジャカルタで開かれる「ONE:DAWN OF VALOR」でホルツケンは、ONEライト級キックボクシングの世界タイトルをかけて再び、レギン・アーセル(オランダ)と対戦する。

初対戦ではあと少しのところでベルトを逃したが、同じ過ちを繰り返すつもりはない。

両者の初対戦は2019年屈指の好試合だった。今年5月の「ONE:ENTER THE DRAGON」、パワーのある打撃が驚異的な速さで放たれ、5ラウンドを通して一進一退の攻防を繰り広げたのだ。

「ONチャンピオンシップを見てくれたファンの人にとっては、すごく面白い試合ができたと思う」

「誰もが話題にしていたし、誰もが再戦を見たがっていた。観客のためにいい試合ができてよかったとは思うし、今回も面白い試合を見せたい」

ホルツケンは見ごたえのある試合を披露できたことには満足しているが、その結果への失望は隠せない。試合序盤こそ順調だったが、徐々にアーセルがリズムを掴んで試合を優位に進め、最終的にユナニマス判定勝ちを収めたからだ。

ホルツケンでさえ、アーセルの判定勝ちを否定はしない。だが、ホルツケンは最後まで逃げずに戦った。アーセルの飛び膝蹴りがホルツケンのアゴを捉えた時も、再び立ち上がった。

「アーセルの膝蹴りはよかった。なんとか回復しないといけなかったが、それでも立っていられた」

「8カウントで立ち上がり、そのラウンドを終え、第5ラウンドになるとまたいい攻撃ができた。第5ラウンドは自分が取ったんじゃないかと思う」



ホルツケンは試合の終盤、激しいボディブローでアーセルを苦しめた。だがフィニッシュに持ち込むまでには決定力が足りなかった。

だが両者の実力の差は拮抗しているし、自分が勝つこともできたとホルツケンは見ている。調整は必要かもしれないが、十分にアーセルのベルトを奪うことは可能だと。

「いいコンビネーションをいくつか決められた。スピニングバックキックも、飛び膝蹴りも、左のハイキックも決めたし、それにローキックも良かった」

「決められた打撃は本当によかったんだ。でも場所が少しずれていたり、タイミングが悪かったりでノックアウトには至らなかった」

今回の試合は前回とは違った筋書きと結果が待っていると、ホルツケンは信じている。

ホルツケンはキックボクシングの世界王者に何度も輝いてきた実力の持ち主だ。彼は今回、より激しく、より早く、そしてより強くなった姿をファンに見せる準備ができている。

「本当にハードなトレーニングを積んできた。前回の試合の時よりももっとキレている」

「コンディションと決定力を高めるためにトレーニングしてきた。アーセルはそれがわかっているし、自分もアーセルがどう来るかわかっている。だから今回の試合は前回以上の激闘になるはずだ」

ホルツケンは、5月の試合でアーセルをノックアウトすべきだったと思っている。そして今回、特にボディを攻めることでそのチャンスが出てくると見ている。

アーセルはONEライト級世界王者であり、そう簡単に倒せる相手ではないが、ホルツケンは良い感触を得ている。

「前回よりも遥かに自信があるし、気分も良い。かなり良い」

「自分は話し上手ではない。だから、試合ではやってやるさ」

ジャカルタ | 10月25日 (金) | 19時(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)

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