【3/26大会】ONE X、ノンオーがラマザノフと防衛戦
ONEバンタム級ムエタイ世界チャンピオンのノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)がONEチャンピオンシップの10年の歴史の中で最大級のライブイベント、3月26日(土)にシンガポール・インドアスタジアムで行われる「ONE X」で、5度目の世界タイトル防衛戦を行う。
挑戦者は、元ONEバンタム級キックボクシング世界チャンピオンのアラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)だ。
262勝54敗1分の戦績を有するノンオーは、ムエタイ界の真のレジェンド。2018年4月に引退を撤回してONEスーパーシリーズに参戦して以来、無敗を保っている。
ONEではで7戦全勝。2019年2月には圧倒的なパフォーマンスで初代ONEバンタム級ムエタイ世界王座に就き、これまでに4度防衛している。
対するラマザノフは、この階級の最も危険なアスリートの1人、長身で大柄なダゲスタンのストライカーだ。ムエタイとキックボクシングで62勝6敗という戦績を築き上げ、数々のハイライト級のノックアウトを記録している。
2019年12月に初代ONEバンタム級キックボクシング世界王座を獲得したが、2021年1月にカピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)にベルトを剥ぎ取られた。
だがそこでラマザノフはムエタイに回帰し、昨年11月の「ONE: NEXTGEN III」のコーメインイベントでポンシリ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)を第1ラウンドでノックアウトした。
この優れたパフォーマンスにより、バンタム級ムエタイの4位コンテンダーになり、ノンオーへの挑戦権を獲得した。
「ONE X」では、他にも3試合が決定している。
メインイベントでは、ONE女子アトム級世界チャンピオンのアンジェラ・リー(シンガポール)が復帰し、1位コンテンダーでONE女子アトム級世界グランプリ優勝者のスタンプ・フェアテックス(タイ)を迎えて防衛戦を行う。
また、ONEフライ級世界チャンピオンのアドリアーノ・モラエス(ブラジル)が、急成長中のランキング2位のコンテンダー若松佑弥を相手にタイトル防衛に臨む。
さらに、ONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)とMMAのレジェンドのデメトリアス・ジョンソン(米国)の待望の特別ルールによるスーパーファイトが対決が行われる。
シンガポール・インドア・スタジアムで観戦チケットはこちらから予約できる。
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