ONEチャンピオンシップのアトム級アスリート、ビクトリア・リーが死去
ONE女子アトム級MMAアスリートのビクトリア・リー(シンガポール / 米国)が、2022年12月26日に死去した。ONEチャンピオンシップのチームは、この訃報に悲しみに暮れており、困難の中にいる家族や友人らに心からの哀悼の意を表する。
ビクトリアは、ONE世界チャンピオンのアンジェラとクリスチャンの妹。ONEでは3勝しており、最後の試合は2021年9月のビクトリア・ソウザ(ブラジル)戦で、第2ラウンドTKO勝利を挙げていた。
姉のアンジェラはSNSでこの訃報を明らかにし、ビクトリアに追悼の意を表した。
ONEチャンピオンシップのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOも、SNSを通じて追悼の意を表した。
「ビクトリア・リーの訃報に接し、心を痛めています。最初にビクトリアに会ったのは、彼女が11歳のときでした。格闘家として、人間として花開く様子を何年にもわたって見守ってきました。年齢以上に賢く、思慮深く、私心のない人だと思ったのを覚えています。もちろん、当時から格闘技の天才でしたが、それ以上のものがあることはわかっていました。ビクトリアは、思いやりに満ちた純粋な心の持ち主で、才気あふれる人でした。彼女自身よりも前に、他人のことを考えていました。彼女は、世界を救うために人生を捧げたいと考えていました。美しく、まれ人間として、ビクトリアのことをずっと思い返すことでしょう」
「ビクトリア、安らかに眠ってください。皆あなたがいなくなることを寂しく思います」
「ケン、ジュエルズ、アンジェラ、クリスチャン、エイドリアン、そして彼がの愛するすべての人々に、愛と祈りと強さと光を送ります。心からのお悔やみ申し上げます。神のご加護がありますように」