2階級MMA王者のロベルト・ソルディッチがONEと契約
ウェルター級とミドル級で活躍する世界有数のMMAファイターが正式にONEチャンピオンシップと契約した。
現KSW2階級王者のロベルト・ソルディッチは1日、世界最大の格闘技団体ONEに出場する独占契約を結んだと発表した。
ソルディッチは27歳。“ロボコップ”のニックネームで知られ、プロMMA戦績は20勝3敗、フィニッシュ率は90%。また、プロボクサーでもあり、戦績は4戦4勝で、4勝ともKOまたはTKO勝ちによるもの。
しかしこの数年は、ポーランドの総合格闘技団体KSWでMMAファイターとしてその名を知られるようになった。
2017年12月にボリス・マンコウスキーに第3ラウンドTKO勝ちし、KSWウェルター級タイトルを獲得。その4ヶ月後に王座から陥落したものの、2018年10月、ドリカス・デュ・プレシとのリマッチで奪還した。
そして昨年12月、ソルディッチは階級を上げてKSWミドル級チャンピオンのマメッド・ハリドヴに挑戦し、左フックでノックアウト。2階級制覇を達成した。
そして今回、ソルディッチはタレントがひしめき、多数のエキサイティングな試合が期待されるONEチャンピオンシップに参戦することになった。
無敗のONEライトへビー級とミドル級の世界チャンピオンのライニアー・デ・リダー(オランダ)や、ONEウェルター級世界チャンピオンのキャムラン・アバゾフ(キルギス)、ONEライト級世界チャンピオンのオク・レユン(韓国)など、多くのアスリートと対決する可能性がある。
ソルディッチのデビュー戦の日程はまだ決まっていないが、今後も最新ニュースはONE公式ホームページでお知らせする。