【8/27大会】ONEとプライム・ビデオ、米国のゴールデンタイムで配信・年内5大会の日程を発表
ONEチャンピオンシップとアマゾン・プライム・ビデオ・スポーツは米ロサンゼルスで20日夜に記者会見を開き、8月26日(日本時間27日 )の「ONE FIGHT NIGHT 1: Moraes vs. Johnson II」で、複数年契約をスタートさせると発表した。
さらに、プライム・ビデオで配信される他4大会の日程も発表された。いずれも米国のゴールデンタイムの9月30日、10月21日、11月18日、12月2日に生中継される。
ONEチャンピオンシップ副社長で、登竜門大会「ONEウォリアー・シリーズ」CEOのリッチ・フランクリン は、アドリアーノ・モラエス(ブラジル)とデメトリアス・ジョンソン(米国)によるONEフライ級世界タイトルのリマッチに言及。この複数年契約をスタートさせるのに完璧な試合だと述べた。
ロサンゼルスの「The Novo」で、フランクリンはこう話している。
「この対戦は、2人の紳士による戦いだ。試合を楽しみにしているし、今年1年を通してお届けするイベントも非常に楽しみにしている」
アマゾン・グローバル・スポーツビデオのマリー・ドノヒュー副社長も同調し、世界最大の格闘技団体ONEとの提携を楽しみにしていると表明した。
ドノヒュー副社長はこうコメントしている。
「8月に初めてONEのイベントがライブ配信されるという、プライム・ビデオにとって非常にエキサイティングな時だ。ONEの多数の熱狂的なファン層とつながり、何百万人もの新しいファンにONEチャンピオンシップを紹介できる機会となる」
また、モラエスとジョンソン、ONEアトム級世界チャンピオンのアンジェラ・リー(シンガポール / 米国)、ONEフェザー級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーボン(タイ)、フライ級ムエタイ1位コンテンダーのジョナサン・ハガティー(イギリス)、元2競技ONE世界チャンピオンのスタンプ・フェアテックス(タイ)、MMA世界チャンピオンに複数回輝いたエディ・アルバレス(米国)、ブラジリアン柔術のダニエル・ケリー(米国)、マイキー・ムスメシ(米国)、マーカス・アルメイダ(ブラジル)も記者会見に出席した。
また、米国とカナダのプライム・ビデオで、「アプレンティス:ONEチャンピオンシップ版」のシーズン1が近日中に独占配信されることも発表された。
モラエスとジョンソン、リマッチへ準備万端
「ONE FIGHT NIGHT 1」では、 8月27日にシンガポール・インドア・スタジアムで行われる、ONEフライ級世界チャンピオンのアドリアーノ・モラエスと1位コンテンダーのデメトリアス・ジョンソンによる再戦がメインを飾る。
4月のモラエスとの初対戦で、キャリア初となるノックアウト負けを喫したジョンソンは、今回の試合では違った結果を望んでいる。
ジョンソンはこう話している。
「素晴らしい気分だ。素晴らしい配信プラットフォームだし、すごいアスリートのアドリアーノ・モラエスに挑戦できる。一生懸命トレーニングしているし、勝利を挙げられればと思う。楽しみにしている」
対するモラエスは、偉大なMMAのアスリートを相手に再びフィニッシュ勝利を挙げ、この競技における有数の選手としての地位固めをしたいと意気込む。
そして何よりも、北米の格闘技ファンに向けて、大会を盛り上げる準備も万全のようだ。
モラエスはこう話している。
「ONEチャンピオンシップの史上最大のイベントの最前線に立つことができ、とても光栄に思っている。長い間この団体に所属しており、この機会に恵まれた。楽しみだ。もう一度勝ちに行く」