ONEのカーンとバジリオ、IBJJF世界柔術選手権で金メダル
6月1〜4日に米カリフォルニア州で開催されたIBJJF世界柔術選手権で、ONEチャンピオンシップのサブミッション・グラップリングの女子アスリート、カンボジア系米国人のジェサ・カーンと、ビアンカ・バジリオ(ブラジル)が金メダルを獲得した。
同選手権は、柔術衣を着て行われるブラジリアン柔術のトーナメントで最も権威ある大会とされる。
カーンは21歳、米カリフォルニア州コスタメサの「アート・オブ・柔術アカデミー」所属。女子黒帯ライトフェザー級でキャリア初のIBJJF世界タイトルを獲得した。
決勝戦では、ブラジルのタミレス・アキノと対戦し、試合終了直前にスイープで勝利。トーナメントで有数の劇的な瞬間となった。
さらに、バジリオはキャリア2度目のIBJJF黒帯世界タイトル獲得。ADCC世界選手権に続いての快挙となった。
フェザー級決勝で、バジリオは2度IBJJF世界チャンピオンに輝いたアンナ・ロドリゲスと対戦。終盤に優勢となり、勝利を収めた。
ONEチャンピオンシップは、この2人の女子アスリートの記念すべき功績を、心からお祝いする。