【7/30大会】オズカンが出場辞退、代わりに澤田龍人vs.バラート
タイフン・オズカン(トルコ)のONEチャンピオンシップのデビュー戦は、お預けになった。
フェザー級キックボクシングの5位コンテンダー、29歳のオズカンは7月30日(金)の「ONE: BATTLEGROUND」で4位のシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)との対戦予定だったが、出場を辞退することになった。
オズカンは、シンガポール・インドア・スタジアムで行われる大会に向けてのトレーニングキャンプ終盤で手を負傷した。
「これまでで最高の準備ができていたのに」と、オズカンはインスタグラムで記した。
「最終盤のスパーリングのセッションで、ヒジを放った。その直後に激しい痛みを感じたが、それで諦めたくなかった。ある時、拳を握ることができないほどひどくなった。病院に行って撮影してもらったところ、骨折が判明した。世界が壊れたように感じ、信じられなかった」
このため、オズカンとシッティチャイの「ONE: BATTLEGROUND」での対戦は無くなった。
代わりに日本の澤田龍人とキューバの五輪レスラー、グスタボ・バラートのストロー級総合格闘技マッチが行われる。
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シッティチャイは、8月27日(金)の「ONE: BATTLEGROUND III」のメインイベントの出場を辞退する選手が出たため、代わりに出場することになった。
同大会では、ONEバンタム級ムエタイ世界チャンピオンのノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)への挑戦権をかけ、バンタム級ムエタイ1位コンテンダーのセーマペッチ・フェアテックス(タイ)と4位のタワンチャイ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)が対戦する予定だった。
しかし、シンガポール渡航前、セーマペッチのコーナーマンが新型コロナウイルスの陽性反応を示した。
セーマペッチは濃厚接触者だったため、シンガポールの健康と安全に関するプロトコルにより「ONE: BATTLEGROUND III」に出場できなくなった。
対戦相手がいなくなったことで、シッティチャイとタワンチャイは、ONEスーパーシリーズのフェザー級ムエタイマッチを行うことで合意。
シッティチャイは、キャリアで初めて4オンスの総合格闘技用グローブを着けて試合に臨む。勝利すれば、ONEフェザー級ムエタイ世界チャンピオンのペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)に挑戦する機会を得ることができるかもしれない一戦だ。
だが、タワンチャイが勝てば、ノンオーとの悲願の世界タイトル戦が実現する可能性もある。
詳細については今後もONE公式ホームページでお知らせする。
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