王者パシオがブルックスに反論「マスンヤネの方がいい」
ONEストロー級世界チャンピオンのジョシュア・パシオ(フィリピン)が米国のジャレッド・ブルックスのコメントに反論した。
ブルックスは最近、パシオについて「バランスのとれたファイターだ」「本物のチャンピオン」などと述べつつ、警告を送った。
「自分は彼をボコボコにして、自分が世界で一番だということを世界中のみんなに示すために参戦した。ジョシュ、お前のことは好きだけど、自分は自分の仕事をしないといけない」と、ブルックスは話している。
パシオは、ブルックスのコメントを確認。ブルックスのことは高く評価しているが、ONEチャンピオンシップのストロー級の他の選手たちの方が、世界タイトル挑戦に相応しいと考えているようだ。
「ジャレッド・ブルックスのことは尊敬している。彼は素晴らしいアスリートで、すべてのアスリートは自分の仕事をしないといけないと思う。彼には注目している」と、25歳のパシオは言う。
「でも今は、誰がランキングに入っているかに注目していて、ボカン・マスンヤネはジャレッド・ブルックスよりもすごくいいと思う。自分もまだまだピークには辿り着いていないし、将来的に対戦することになったら、自分は簡単な相手じゃないってことを言っておこう」
先月、パシオは長年のライバルである、1位コンテンダーの猿田洋祐とのラバーマッチをした上で、3位のマスンヤネと対戦したいという考えを表明している。
一方、ブルックスは「チームラカイ」のパシオのチームメイト、リト・アディワン(フィリピン)も狙っている。両者は当初「ONE on TNT II」で対戦予定だったが、アディワンが新型コロナウイルスの陽性反応を示して出場を辞退していた。
今後、この試合が再び組まれてアディワンに勝てば、パシオはもっとブルックスに注意する必要があるだろう。
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