【1/31大会】マニラでパシオが防衛戦「ONE:FIRE&FURY」
ONEチャンピオンシップは1月31日(金)にフィリピン・マニラで「ONE:FIRE&FURY」を開催する。
メインイベントではONEストロー級世界チャンピオンのジョシュア・パシオ(フィリピン)が元王者のアレックス・シウバ(ブラジル)を相手に防衛戦に臨む。
バギオ市出身の23歳、パシオのここ最近のパフォーマンスは完ぺきだ。
2019年1月に猿田洋祐にスプリット判定で破れてベルトを失った後、4月の猿田との再戦でリベンジを果たし、第4ラウンドでノックアウト勝ち。再びベルトを手にした。
その後11月に開かれた「ONE:MASTERS OF FATE」で、パシオはレネ・カタラン(フィリピン)を第2ラウンドでのサブミッション勝ちで撃破し、初防衛に成功した。
フィリピンの名門ジム「チーム・ラカイ」に所属するパシオは、どの試合でも盤石な戦いぶりを見せ、世界最強のストロー級選手としての地位を、より強固なものにしてきた。
だが一方のシウバも長年にわたり、ストロー級トップクラスの選手として戦ってきた。
シウバは2017年12月に当時の世界王者、内藤禎貴(のび太)を破り、ONEストロー級世界タイトル獲得。数か月で初防衛に失敗してベルトを失ったものの、それ以降もストロー級を代表する選手の一人として活躍してきた。
僅差の判定負けが2試合続いたものの、シウバは今年8月にステファー・ラハルディアン(インドネシア)をアームバーで撃破。ラハルディアンをフィニッシュした初めての選手になった。
さらに11月にはペン・シュウウェン(中国)を相手に、第2ラウンドでアームバーによるサブミッション勝ちを決めた。この勝利により2020年1月の大会で、パシオを相手に世界タイトル戦に挑むチャンスを手にしたのだった。
さらに、ONEライト級元世界王者のエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)も戻ってくる。
ウーシューのスター、フォラヤンは2019年をいい形で締めくくっている。強打が持ち味のアマルサナ・ツォゴーフ(モンゴル)を相手に11月、第2ラウンドでテクニカル判定勝ちを収めたのだ。
フォラヤンは現在36歳で、チーム・ラカイの中でもベテランだ。2020年1月の大会ではアフメド・ムジタバ(パキスタン)と対戦する。圧倒的なパフォーマンスで会場に詰めかけたファンを魅了し、良い1年のスタートを切りたいところだ。
だが26歳のムジュタバも、フォラヤンのホーム凱旋試合を台無しにし、ライト級で名を上げたいと思っている。
ムジュタバは階級を1つ上げてライト級に参戦する。伝説的存在のフォラヤンを破ることで、総合格闘家としてのキャリアに新たな1ページを記すつもりだ。
その他、世界チャンピオンや国際的に活躍するスター、地元のヒーローらが登場する。
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