【10/15大会】ONE: FIRST STRIKE メインはペトロシアン対スーパーボン
10月15日(金)、格闘技史上最も層の厚い階級にスポットライトが当たることになる。
世界最大の格闘技団体ONEチャンピオンシップは、この日「ONE: FIRST STRIKE」を開催する。フェザー級最強のキックボクサーたちが、この階級初の世界タイトルマッチ、そしてエキサイティングな世界グランプリに参戦する。
メインイベントは、ランキング1位のジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)と、2位のスーパーボン(タイ)のONEフェザー級キックボクシングタイトルマッチ。
ペトロシアンは、パウンド・フォー・パウンドのキックボクサーとして知られているが、それには理由がある。
アルメニア系イタリア人のペトロシアンは、104勝2敗2分(2無効試合)の戦績を有し、ONEでも大活躍。これまでに6勝しており、2019年のONEフェザー級キックボクシング世界グランプリでも優勝している。
そして今回、初代ONEフェザー級キックボクシング世界王座をかけて戦うことになった。しかし、相手はスーパーボンという難敵だ。
スーパーボンは、立ち技で111勝34敗という驚異的なプロ戦績を有しており、最近では4位のシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)との3戦目でユナニマス判定で勝利している。
スーパーボンはペトロシアンとの対決を心待ちにしていたが、スポーツ界で最も栄誉あるタイトルを争う中で、ついにそのチャンスが巡ってきた。
また、2021年ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ準々決勝全4試合も行われる。
3位のマラット・グレゴリアン(アルメニア)がアンディ・サワー(オランダ)と、シッティチャイが5位のタイフン・オズカン(トルコ)と、2019年世界グランプリ準優勝のサミー・サナ(フランス/アルジェリア)がチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)と、エンリコ・ケール(ドイツ)がダビット・キリア(ジョージア)と対戦する。
「ONE: FIRST STRIKE」のコーメインイベントは、現ONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)の久々のキックボクシングマッチ。ロッタンはここから2競技王者への道を歩み始める。
対するは、ISKA世界K-1の2階級チャンピオンのダニエル・プエルタス(スペイン)。今回の試合は、ONEのアスリートランキング入りとロッタンにONEでの初敗北を与えるチャンスだ。
さらに、リードカードでは、バンタム級のトップランカーによるムエタイ対決、期待のヘビー級によるキックボクシング対決、そしてフェザー級キックボクシングの2試合も予定されている。
フルカードは以下の通り。
ONE: FIRST STRIKEのメインカード
- ジョルジオ・ペトロシアン vs. スーパーボン(ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- ロッタン・ジットムアンノン vs. ダニエル・プエルタス (キックボクシング – フライ級)
- マラット・グレゴリアン vs. アンディ・サワー (世界グランプリ準々決勝)
- シッティチャイ・シッソンピーノンvs. タイフン・オズカン
(世界グランプリ準々決勝) - サミー・サナ vs. チンギス・アラゾフ (世界グランプリ準々決勝)
- エンリコ・ケール vs. ダビット・キリア (世界グランプリ準々決勝)
ONE: FIRST STRIKEのリードカード
- セーマペッチ・フェアテックス vs.タワンチャイ・PK・センチャイムエタイジム(ムエタイ – バンタム級)
- ラーデ・オパチッチ vs. パトリック・シミッド (キックボクシング – ヘビー級)
- ジャン・チャンユ vs. ドビダス・リムクス (キックボクシング – フェザー級)
- スモーキン・ジョー・ナタウット vs. ユーリック・ダフティアン (キックボクシング – フェザー級)
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