【9/7大会】5連続フィニッシュ中の手塚裕之、デンバー大会でイシ・フィティケフと対決
9月7日(土)に米デンバーで行われる「ONE 168: Denver」で、重要なウェルター級MMAマッチが行われることが決まった。
ベテランの手塚裕之が、イシ・フィティケフ(オーストラリア / トンガ)と対戦するという同部門をリードするコンテンダー同士の一戦だ。
手塚は34歳、ONEでの戦績は7戦6勝1敗。
多彩なスキルを有する総合格闘家として知られ、その強力なパワーで2021年から現在まで一本勝ち3度、ノックアウト2度と圧巻の5戦連続フィニッシュ勝利としている。
手塚は今回米国で開催される超大型イベントであと1勝できれば、クリスチャン・リー(シンガポール / 米国)の有するONEウェルター級MMA世界タイトルに挑戦する可能性も開けると承知している。
手塚はこうコメントしている。
「打撃でも寝技でも、この試合でもフィニッシュをして、連続フィニッシュを6に伸ばしたい。もう敵がいないことをアピールしてタイトル戦へ繋げたい」
対するフィティケフは、ニュージーランド生まれオーストラリア育ちのトンガ人。ラグビー選手としてのキャリアを経て24歳の時にMMAに転向した。
2022年のONEデビュー戦では僅差のスプリット勝利で惜敗し、キャリア唯一の黒星を付けられた。だが、2023年4月にはヴァミール・ダ・シウバ(ブラジル)に1ラウンドサブミッション勝利とし、復活を印象付けている。
通算戦績は8勝1敗、うち6勝はフィニッシュ勝利で挙げている。今回の試合では手塚の連勝記録をストップさせ、ONEウェルター級MMA世界王座への挑戦に向けて盛大なアピールをしたいところ。
この2人の対決は、スタイル的にもファンを楽しませてくれることだろう。両者とも巨大なスタミナを誇り、恐れ知らずの戦いぶりで、どんな体勢からでも瞬時に試合を終わらせる力を有している。
「ONE 168: Denver」の詳細については、今後もONEチャンピオンシップ公式ホームページでお知らせする。