【1/22大会】ONE: UNBREAKABLEにラマザノフvsカピタン、青木vsナカシマ
ONEチャンピオンシップが、2021年の本大会のカレンダーをスタートする。
1月22日(金)、「ONE: UNBREAKABLE」をシンガポール・インドア・スタジアムからライブでお届けする。
メインイベントでは、ONEバンタム級キックボクシング世界チャンピオンのアラヴァディ・ラマザノフ (ロシア)がタイトルの防衛に臨む。
ラマザノフは2019年12月、中国のスタージャン・チェンロンを倒して、初代チャンピオンになり、ONEスーパーシリーズで最もエキサイティングで爆発的なストライカーとされている。
多才なスキルセット、計り知れないスピード、ノックアウトパワーをONEの舞台で幾度となく披露してきた。プロ通算戦績は、61勝5敗。
しかし、シンガポールでラマザノフは、より多くの経験と爆発的なノックアウトパワーを持つ男を相手に、ベルトを防衛することになる。
対戦相手のカピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)は、何度もムエタイ世界チャンピオンになり、キャリア通算戦績は142勝40敗。ONEのデビュー戦では圧巻のパフォーマンスを披露した。
昨年9月、カピタンはキックボクシングのスターであるペッタノン・ペットファーガス(タイ)と対戦し、わずか6秒、ONEスーパーシリーズ史上最速勝利で試合を決めた。
この記録的な勝利により、カピタンは2位コンテンダーの座を確保し、ラマザノフのベルトに挑む機会を得た。
また、「ONE: UNBREAKABLE」のコーメインイベントでは、元ONEライト級世界チャンピオンの青木真也が久々にONEのケージ「サークル」に登場する。
2019年5月にクリスチャン・リー(シンガポール)にベルトを奪われた青木は、再び世界タイトルを目指して一歩踏み出す。
青木は2019年10月、ホノリオ・バナリオ(フィリピン)を相手にわずか54秒で1本勝ち、昨年9月には江藤公洋にユナニマス判定勝利を挙げている。
ライト級4位コンテンダーの青木は、プロ46勝目を挙げ、リーとの再戦を目指す。だが、今回の対戦相手は、元ONEウェルター級世界王座挑戦者であり、この階級のアスリートたちを圧倒してきたジェームズ・ナカシマ(米国)だ。
ナカシマは、ウェルター級で圧倒的な活躍をしてきた。
大学のレスリング経験と「チーム・ペトロシアン」仕込みの打撃スキルで、12勝0敗の完璧な記録を築き、キャムラン・アバゾフ(キルギス)の有するONEウェルター級世界タイトルへの挑戦権を得た。
タイトル戦では、終始チャンピオンを圧倒していたが、第4ラウンドにヒザ蹴りを食らい、キャリア初の敗北を喫した。
この試合を受け、ナカシマは階級を下げて、ONEライト級世界王座への挑戦を決意。伝説的格闘家の青木に勝利すれば、ナカシマは最有力世界タイトル挑戦者になるだろう。
「ONE: UNBREAKABLE」では、シンガポール政府とのパートナーシップを継続し、国際的なスポーツ大会のライブ中継を試験的に再開させている。
シンガポール・インドア・スタジアムでのライブイベントを現地観戦したいファンのために、250枚の「スーパーファン」チケットパッケージが用意されている。価格は各148シンガポールドル(約11000円)。ソーシャル・ディスタンスが確保されたプレミアム・シートに、ONEグッズがついてくる。
「スーパーファン」チケットパッケージはticketmaster.sgで購入可能。
予定されている試合のフルカードは以下の通り。
ONE: UNBREAKABLEのフルカード
- アラヴァディ・ラマザノフ vs. カピタン・ペッティンディーアカデミー (ONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチ )
- 青木真也 vs. ジェームズ・ナカシマ (総合格闘技 – ライト級)
- ラーデ・オパチッチ vs. パトリック・シミッド (キックボクシング – ヘビー級)
- ゼバスチャン・カデスタム vs. ザキムラッド・アブデュラエフ (総合格闘技 – ミドル級)
- メン・ボー vs.サマラ・サントス (総合格闘技 – アトム級)
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ハシガトゥvs. リト・アディワン (総合格闘技 – ストロー級)