【12/6大会】白星発進ハヤネ・バストス「1Rフィニッシュ初めて」

Rayane Bastos at ONE MARK OF GREATNESS DC 9476

ブラジリアン柔術の州大会を5度制覇したハヤネ・バストス(ブラジル)は、「ONE:MARK OF GREATNESS」でのここ一番という試合で、キャリア最高のパフォーマンスを見せた。

12月6日(金)にマレーシア・クアラルンプールで開かれたこの大会は、バストスにとってはONEチャンピオンシップのデビュー戦。ソヴァナリィ・エム(カンボジア/米国)と対戦し、見事に第1ラウンドでサブミッション勝ちを手にした。

バストスは総合格闘家としての過去の対戦では全て、3ラウンドまで戦っていた。だがONEデビュー戦のために全ては整っていた。

「(勝利について)どう表現していいかわからない。一生懸命、努力してきたことが報われたような気がする」

「第1ラウンドでフィニッシュできたのは初めてだった。だから記憶に残る特別な勝利だ。勝ててうれしいし、またONEで戦うのを楽しみにしている」

試合はバストスやコーチが想定していたより遥かに速く進んだが、彼女はしっかりとゲームプランに沿って戦った。

エムは序盤、打撃で攻めてきたが、ノックアウトアーティストとして知られるエムの攻撃はむしろ逆効果だった。

エムがテイクダウンを仕掛けに行ったとき、バストスはギロチンチョークでエムを捉える。そして自分の専門とも言える高度なテクニックを駆使して腕の位置を調整し、ギブアップを引き出したのだ。

「コーチに言われた。『エムの体力を消耗させ、攻撃から身を守り、集中する。そして自分らしさをファンに見せるんだ』って」

「彼女のように焦っていきたくはなかった。だから辛抱強く隙を狙った。彼女の首がちょうどいい場所にあったから、もうギロチンに行くしかないという感じだった」

「今だと思った。今しかないって。首をホールドし、ロックするとすぐフィニッシュだと分かった」

Following her successful debut, Rayane Bastos waves the Brazilian flag

バストスは初戦で勝利という完璧な形でONEでの戦績をスタートさせた。彼女はすぐにONE2試合目に臨んで、女子フライ級での自分の立ち位置を確立したいと願っている。

バストスは勢いに乗ったまま、そして自信を持ったまま、新しい年を迎えるだろう。

「(スタッフやファンのおかげで)自分がすごい選手のように感じた。この機会をくれたONEチャンピオンシップに感謝したい」

「今は2019年の残りを楽しみたい。もちろんトレーニングは欠かさずね。とてもいい気分だし、2020年はできるだけ早く次の試合がしたい。次の試合が待ちきれない」

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